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番外編② GNS3でSONiCを動かす
そもそもSONiCとは
SONiCとはMicrosoftとOCPが開発したLinuxベースのオープンソースのネットワークOSです。
近年ではデータセンターのLeaf-Spine構成のネットワークにおいて使われるようになっていると思います。ハードウェアはホワイトボックススイッチとなることもあり、ベンダーロックのないトランシーバーを活用できる点などデータセンター事業者にはコスト優位になるネットワークを構築できることが利点になると言われています。
SONiCを入手する
SONiCはオープンソースですので誰でもダウンロードできます。余談ですが、商用ディストリビューションも存在しており、一部ベンダーが独自機能や商用サポートを組み入れたSONiCを販売しています。
SONiCのダウンロードおよびGNS3へのデプロイについては、たびたび登場するAPRESIAですが、資料を公開していますのでそちらに則って行えば簡単です。
動作するのか?
APRESIA公開資料によると、CPUコア8、メモリ8GBにしますとあります。
私のGNS3VMはメモリこそ32GBですが、CPUがそもそもCore i3-12100なので計8コアしかありません。
メモリは余裕ですが、起動中にCPU使用率が87%まで上昇。起動完了すれば20%程度。
一斉起動しないで順番に起動して3台までが限界の模様。
4台のLeaf-Spine構成でEVPN-VXLANは難しいそう。SONiCを動作させたい方への参考になれば。
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