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FRR実践① スタティックルート確認
おさらい
前回はGNS3上にFRRでスタティックルートのネットワーク構成を作成しました。
- 今回はスタティックルートについての解説です。
ルーターとは
ルーターはデフォルトでは1ホップ先より遠くのネットワークは知らないので通信できない。
1ホップより先のネットワークをConfigに登録するのがスタティックルート、自動計算するのがダイナミックルーティング
show ip route
Router_A
Router_B
- Router_A、Bともに自分のインターフェースのIPセグメントはConnected表示になっていますので既知のネットワークという解釈です。
- スタティックルートで設定した1ホップより先のNWはS>*として表示があります。viaは接続先ルーターを指します。S>*はFIBに登録されているスタティックルートということですが、FIBとは実際にパケット転送に使われるルート情報が格納されているデータベースです。
まとめ
- ルーティングはここから始まりますが、1ホップより先のネットワークを知るためにどうするのかというのが基本になります。どのネットワークがどこのルーターの先にいるのかを手動で各ルーターに設定するのがスタティックルート、自動計算するのがダイナミックルーティング(OSPF、BGPなど)になります。
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