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【個人開発】心理士やカウンセラーの業務を支援するサービスをリリースしました!

2023/08/01に公開

はじめに

この度、心理士やカウンセラーの業務を支援するアプリ「ShInly」をリリースしました!👏👏👏
https://shinly.fly.dev/

開発背景や機能、技術スタックなど話していきますので、ぜひご覧ください!

開発理由

同居人が心理士をしています。
心理士の業務は多岐に渡りますが、総じてクライエントの個人情報を取り扱うため、カウンセリングの内容は紙に書いてまとめているとのことでした。
また、心理士同士の意見交換の場がないなどの問題を抱えているとのことでした。
他にも、臨床心理士は 5 年毎の資格更新のために研修会や勉強会等に参加してポイントを取得する必要があるのですが、自分が何ポイント持っているのかがわかりにくいとのことでした。
以上を解消する場を提供したいと思い、開発を始めました。

主な機能

主な機能としては以下になります。

カウンセリング機能

クライエントを追加し、カウンセリング内容をまとめていくことができます。
どのような経緯でカウンセリングを行なったかが把握しやすくなります。

  • 一覧

    カウンセリング一覧

  • 詳細

    カウンセリング詳細

心理士・カウンセラー同士の意見交換の場の提供

日々の業務で得た知識や知見を共有したり、アドバイスが欲しいことを投稿して意見交換できます。

  • 一覧

    意見交換一覧

  • 詳細

    意見交換詳細

今後のアップデート予定

今考えている機能は以下になります。

研修記録

  • 受けた研修の内容をまとめたり、点数の記録や計算ができます

クライエント情報の受け渡し

  • 心理士やカウンセラー同士でクライエント情報やカウンセリング内容の引き継ぎを行えます

お知らせ機能

  • Shinly からのお知らせを確認できます
  • 日本臨床心理士資格認定協会や公認心理師協会からのニュースをお知らせします

技術スタック

技術スタックは以下になります。

Framework

Authentication

CI/CD

Database/ORM

Deploy

Design

Formatter&Linter

Insights

Test

Validate

フレームワークには Remix を採用しています。Remix の詳しい説明は公式サイトこちらの記事をご覧ください。
アプリケーションをデプロイするプラットフォームとして、Remix を使ったアプリをデプロイするのが簡単な Fly.io を利用しました。GitHub Actions でテストが通った場合にのみデプロイされるようにしています。
Remix を活かすために remix-auth や remix-validated-form などのライブラリを採用しました。
Rome は JavaScript、TypeScript のリンター・フォーマッターを統一したツールです。詳しくはこちらを読んでいただければと思います。個人的に期待しているので今回採用してみました。
devcontainer を使って、開発環境は Docker 内で完結するように構築しました。Postgres も Docker 内で立ち上げているので、CRUD 処理や test も実行できるようにしています。

以下が構成図になります。

構成図

最後に

個人開発のアプリをリリースでき、自信になりました。
普段の業務では技術選定やアプリ構成、DB 設計などの工程を行う立場にはないので、そういった経験ができて勉強になりました。
技術スタックも自分が使いたいものを使うことができ、楽しみながら開発できました。エラーが発生した時も自力で解決していったので、自力がついたと思います。
個人開発の一番の敵はモチベーション維持だと思うのですが、どのようにモチベーション維持したかはまた別の記事で書きたいと思います。
たくさんの心理士やカウンセラーの方に使っていただきたいので、頑張って周知していこうと思います。
もし知人に心理士やカウンセラーの方がいらっしゃる場合は、紹介していただけますとありがたいです!

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