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仮想マシンのLinuxを使用する際の設定事項について

2023/12/25に公開

今回はVirtual Boxを利用して仮想マシンでLinuxを使う上で必要そうな事項をまとめます。

TeraTermから接続する

基本的にTeraTermから仮想マシンへ接続して使用したいため、そのための設定をします。
まずVirtual Boxのウィンドウから使用する仮想マシンの設定画面を開きます。
そこでネットワークを設定する項目を選択し、アダプターとしてホストオンリーアダプターを選択します。
その後仮想マシンを再起動することでTeraTermから接続可能になります。
(TeraTermから接続する際のIPアドレスは仮想マシンにログインした状態でip addrをターミナルで実行し、結果のenp0s3のinetの箇所のIPアドレスを使用します。)

pingを通す

(もしデフォルトで入っていない場合に)vimなどをインストールするためにpingが通るようにします。
pingが通っているかどうか確認するにはターミナルでping 8.8.8.8を実行します。
正常な結果が表示されていればpingが通っています。
通っていない場合はVirtual Boxのウィンドウから使用する仮想マシンの設定画面を開きます。
次にネットワークを設定する項目を選択し、アダプターとしてブリッジアダプターを選択します。(アダプター1がすでに設定されている場合はアダプター2に設定します。)

プロンプトをカスタマイズする

これは仮想マシンかどうかに限らずですが、どのマシンに接続しているかがわかりやすいようにプロンプトをカスタマイズするのは大切です。
(本番環境と開発環境を間違えて致命的なコマンドを実行してしまい取り返しがつかなくなるのを防ぐこともできます。)
具体的には環境変数のPS1の値を変更します。
たとえばPS1の値が[\u@\h \W]\$であれば
[ユーザ名@ホスト名 カレントワーキングディレクトリ]$となります。
\$rootの場合#でそれ以外のユーザなら$が表示されます。)
もしPS1の値が[\e[31m\u\e[0m\]@\h \W]\$であれば
ユーザ名が赤字で表示され、それ以外はデフォルトの色になります。
(参考:
https://access.redhat.com/ja/solutions/2907521
https://www.gnu.org/software/bash/manual/html_node/Controlling-the-Prompt.html
https://zenn.dev/memo/articles/20211004_ps1

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