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【初心者向け】Tableauを始める前に知っておきたいこと

2024/01/15に公開

はじめに

私は、最近Tableauを学習を開始しました。
学習するにあたり、Tableau画面上の名称を知らないと勉強しにくいな、これから先伸び悩むだろうなとを感じましたので、本記事にまとめていきたいと思います。

対象者

・これからTableauを学ぶ方向け

画面上の名称

TableauにはExcelのようにシートがあります。
その中でも絶対使う2つのシートについて、それぞれ名称を記載します。

1.シートについて

「データソース」シート

「データソース」シートは、元となるデータソースへの接続をやデータの中身(プレビュー)を参照することができます。

①キャンパス
データソースの読み取り方の設定ができます。
②テーブル詳細
論理テーブルの名前や、その論理テーブルが含むデータ型、列名(Tableau上の列名)が表示されています。
③データグリッド
データが表示されています。

「シート」シート

「シート」シートは、グラフを作るシートです。「シート」をダブルクリックすると変更することができます。

①サイドバー(「データ」ペイン、「アナリティクス」ペイン)
タブで「データ」ペインと「アナリティクス」ペインを切り替えます。
・「データ」ペイン⇒図表を作成するときに使用する
・「アナリティクス」ペイン⇒グラフに分析の線や色を付けるときに使用する
②「ページ」シェルフ
「ページ」シェルフに配置したディメンションメンバーに対してフィルターのかかった状態を連続的に切り替える機能のことです。
③「フィルタ」シェルフ
データの一部だけ表示したい場合に使用します。
④ピル(俗称)
⑤ワークシート/ビュー
データを可視化して、図表を作成するスペース
⑥「マーク」カード
色やサイズなどを変更する設定
⑦「列」シェルフ
⑧「行」シェルフ
「列」シェルフ、「行」シェルフは、サイドバー①からフィールド(列名)をドラッグ&ドロップするとグラフが作成できます。
⑨データソース
上記の画像では小さくてわかりにくいのですが、⑨のアイコンをクリックすると元データが表示されます。

2.ディメンションとメジャーについて

「データ」ペインのフィールド(列名)は、ディメンションとメンションのグループに分かれています。

①ディメンション
 質的変数のことで全体を分ける軸のこと。例えば、性別、郵便番号、部署名、商品名など
②メジャー
 量的変数のことで大小を表す数のこと。例えば、身長、テストの点数、年収、売上など

ディメンションとメンションは、「ディメンション(〇〇)毎のメンション(xx)数」と表すことができます。
例)
・科目ごとの平均得点
・男女別の平均寿命
・都道府県毎の最高賃金
・国別の経済成長率
など

3.不連続と連続について

Tableauは以下のようにわけます。
※注意:ディメンションが青で、メジャーが緑に見えますが違います。
①不連続
青のアイコン
②連続
緑のアイコン

・不連続は「ヘッダー」を作り、連続は「軸」を作る
・不連続は「並び替えができる」、連続は「並び替えができない」

各種マニュアル

https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/environment_datasource_page.htm
https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/environ_workbooksandsheets.htm
https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/tips_visualcues.htm

まとめ

いかがでしたでしょうか。
最初は、各名称を覚えなくてもグラフを直接作っていき、こんな棒グラフができるんだ、グラフからこんな傾向が分かるんだ、というTableauの感覚を先につかめばよいと思います。
ただ、進めていくうちに各名称が分からないと人に説明するときや、マニュアルや書籍を読んだときに不便だと感じたので今回、この記事にまとめてみました。

普段tableauを利用する中でこの項目なんだっけ?っとなった時に本記事を振り返れればと思います。

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