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Python - 例外処理はなぜ必要ですか?
そもそも例外とは何ですか?
Pythonで発生するエラーは、大きく2種類に大別されます。
- 構文エラー(syntax error)
- 例外(exception)
構文エラー
- 概要: 文法の間違い(を知らせるための通知)
- 検出タイミング: プログラムの実行前
- レベル: 致命的。そもそもプログラムが実行できない
例外
- 概要: ある処理をしようとして、できなかったこと(を知らせるための通知)
- 検出タイミング: プログラムの実行後
- レベル: ピンキリ
例外処理とは何をすることですか?
例外が発生した際、送られてくるのは単なる通知なので、必要に応じて何かしらの処理を書いたりします。
「送られてくる例外を想定し、事前に何かしらの処理を書いておく」
ことが例外処理です。
改めて、例外処理はなぜ必要ですか?
「ある処理をして、できなかった」
からといって、即座にプログラム全体を止めなければならないかというと、そうでもありません。
例えば、
「ファイルを読み込もうとしたけど、ファイルがなかった」
ときに、せっかく起動したプログラムが停止してしまったら、ストレスを感じることでしょう。
このようなときはプログラムを終了させずに、ユーザーに通知するだけにして、再度操作を促す方が使い勝手が良いプログラムと言えます。
また、途中でプログラムが停止してしまっては困る場合、安全に停止するために例外処理を書いておくこともあります。
まとめ
例外処理をうまく使うことで、使いやすくしたり、安全に使えるプログラムを作ることができます。
参考
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