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Google Driveでフォルダ階層をまるごとコピーする
概要
Google Driveでは、フォルダの内容(ファイル、サブフォルダ)をまるごと移動はできますが、コピーはできません。
このツールは、Google Driveの指定したフォルダを別のフォルダにコピーするためのツールです。フォルダ階層のみのコピー、フォルダとファイルすべてのコピーの両方に対応しています。
Googleスプレッドシートに情報を入力して使うようになっていますので、どなたでも使えます。
このツールでできること
以下の図のように、あるGoogleアカウントで作成されたGoogle Driveのフォルダを、別のGoogleアカウントのGoogle Driveにコピーします。
コピー先は、コピー元と同じフォルダ構造で作成されます。また、コピー先は同一Googleアカウントでも構いません。
こんな時に使えます
- あるユーザーがオーナーのフォルダをまとめて別のユーザーに移行したい場合。(異なるGoogleアカウント間でのコピー)
- 既存のフォルダと同じフォルダ構造をもうひとつ作りたい(年度単位で同じフォルダ構成を作りたいなど)場合。
使い方
前準備
- コピー先のフォルダを作成してください。コピー先のフォルダを作成する。
- コピー元のフォルダをコピー先フォルダのGoogleアカウントに対して共有します(編集権限があればOKです)。
実行手順
- 設定シートのコピーを作成します。以下のリンク先をクリックするとシートのコピー画面が表示されます。コピーは最初の一回だけでOKですので、継続して利用する場合はコピーしたシートを使ってください。
コピーする時に以下のメッセージが表示されていることを確認してください。Apps Scriptの添付が必要です。
- コピー元フォルダURLの欄(青色背景)にコピー元のGoogle DriveのフォルダURLを入力してください。
- コピー先フォルダURLの欄(赤色背景)にコピー先のGoogle DriveのフォルダURLを入力してください。
3 .メニューの「カスタムメニュー」から以下の順で項目を選択します。
最初の1回目だけ実行の許可を求める表示が出ます。実行の許可を与えた後、もう一度「フォルダリスト作成(新規)」を押してください。
いずれも最後に「〜が完了しました」というメッセージが出ますので、それまではタブを閉じないでください。
メニュー項目 | 説明 |
---|---|
フォルダリスト作成(新規) | コピー元のフォルダのリストを作成します。最初は必ずここから実行してください。 |
フォルダリスト作成(継続) | 上記フォルダリストの作成が途中で終わった場合は、「〜が完了しました」のメッセージがでるまで、こちらを実行してください。 |
コピー先フォルダ作成 | コピー元のフォルダのリストができたら、コピー先のフォルダを作成します。このメニューの実行が途中で終わった場合は、「〜が完了しました」のメッセージがでるまで、繰り返し実行してください。こちらは「新規」と「継続」の区別はありません。 |
ファイルコピー | コピー先のフォルダができたら、ファイルのコピーを実行します。このメニューの実行が途中で終わった場合は、「〜が完了しました」のメッセージがでるまで、繰り返し実行してください。こちらは「新規」と「継続」の区別はありません。 |
- いずれも「〜が完了しました」のメッセージが表示されたら終了です。
お読みください
- コピー後のファイルは、処理を実行した人がオーナーになります。元のオーナーは引きがれませんのでご注意ください。
ソースコードについて
このツールのソースコードは、MITライセンスで公開しています。
不具合の報告などはこちらへ
こちらのシートに不具合がございましたら、こちらから報告いただけると助かります。
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