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【Windows】AWS CLIを使えるようにしよう

2025/01/10に公開

Windows の PowerShell で AWS コマンドを使えるように設定していきます!

AWS コマンドとは

PowerShell やターミナルから、AWS を操作できるコマンドのこと。

「aws ~~」 となっています。

このようなコマンドを実行して、EC2 を起動・停止したり、S3 にアップロードできます。

つまり、コンソールでボタンポチポチしなくても、AWS をいじれるコマンド

では、インストールして、使えるようにしていきます

インストーラーを実行

公式 HPからインストーラーをダウンロードします

ダウンロードが終わったら、インストーラーを実行します

Next を押し続け、Install し完了したら、↓ の画面になります

PowerShell を開いて、AWS コマンドが使えるか確認しましょう

# バージョンが表示されればOK
> aws --version
aws-cli/2.11.4 Python/3.11.2 Windows/10 exe/AMD64 prompt/off

認証情報を設定

AWS コマンドが実行できるようになりましたが、認証情報を設定しないと実際に操作できません。

認証情報とは、 AWS アカウントや IAM ユーザーに紐づいたアクセスキーとシークレットアクセスキーのこと

なので、アクセスキーやシークレットアクセスキーを発行しましょう

アクセスキー・シークレットアクセスキーの発行

IAM >ユーザー に遷移して、キーを発行したいユーザー名をクリックします

ユーザー詳細画面に遷移するので、セキュリティ認証情報をクリックします

アクセスキーの「アクセスキーを作成」をクリックします

用途を選択します。

今回はCLIを選択し、画面下のチェックボックスにチェックを入れ、次へ

説明は入れておくと、わかりやすいと思います。

設定してもしなくても問題はないので、アクセスキーを作成します

アクセスキーとシークレットアクセスキーが作成できました

忘れる・流出するとまずいので、csv ファイルをダウンロードして、大切に保管してください。

認証情報を CLI で設定する

PowerShell に戻り、作成した認証情報を設定します

> aws configure
AWS Access Key ID [None]: *********** // アクセスキー
AWS Secret Access Key [None]: *****************  // シークレットアクセスキー
Default region name [None]: ap-northeast-1    // リージョンなら何でもいい
Default output format [None]: json     // コマンド実行結果の出力形式

これで設定完了です!

余談

aws configure コマンドで設定した情報はどこに格納されているのでしょうか??

公式 HPによると、「~/.aws/credentials」 にあります

~ は、カレントディレクトリなので、

Windows:C:\Users\<ユーザー名>\.aws\credentials

Linux:/home/<ユーザー名>/.aws/credentials

にあります。

なので、このファイルを直接変更してもアクセスキーを設定できますが、 コマンドでやったほうが安全ですね。

参考

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/cli/latest/userguide/cli-configure-files.html

https://dev.classmethod.jp/articles/how-to-configure-aws-cli/#toc-8

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