【git】【Windows】認証情報を設定しよう
git がインストールできたら、認証情報を設定しておきましょう
設定しておかないと、
・push や commit ができない
・毎回パスワードを聞かれる
という面倒なことになります。
では、設定していきましょう
前提
本作業は以下 2 つの作業が完了していることが前提になります
- git をインストールしている
- git のアカウントを持っている(今回は git hub を例に説明します)
git のインストールがまだの方は以下をご参考ください
gitHub の登録方法は以下をご参考ください
ユーザ名とメールアドレスを設定する
PowerShell(もしくはコマンドプロンプト)を開いて、3 つのコマンドを実行してください
// ユーザ名を設定する
$ git config --global user.name "ユーザ名"
// メールアドレスを設定する
$ git config --global user.email "メールアドレス"
// 設定内容を確認する
$ git config --global --list
user.name=設定したユーザ名
user.email=設定したメールアドレス
ここまで設定すれば、commit ができるようになりました。
しかし、このままではパスワードを毎回聞かれるので、次の設定を行ってください
パスワードを毎回聞かれないようにする
Git Credential Managerを使います。
これは、git と一緒にインストールされるため、設定のみ行いましょう
設定とは言っても、コマンドを 2 つ実行するだけです。
-
ヘルパーを設定する
git config --global credential.helper wincred
-
設定内容を確認する
git config --global --list
// ヘルパーを設定する
$ git config --global credential.helper wincred
// 設定内容を確認する
$ git config --global --list
user.name=設定したユーザ名
user.email=設定したメールアドレス
credential.helper=manager
設定して初めての clone や pull,push 時には git hub の認証情報を聞かれます。
初回のみログインする
本記事では clone してみたいと思います
下記のコマンドを使用して、clone します
git clone https://github.com/***/***
https から始まる URL は git hub のリポジトリ画面のCode というボタンを押すと出てきます
実行すると、ウインドウが立ち上がるので、「Singn in with your browse」を押す
ブラウザが立ち上がり、「Authorize GitCredentialManager」を押す
git hub のパスワードを入力する
ログインに成功したら、下記の画面が表示されます
clone が再開すれば、OK!
git-credential-wincred の情報を変更したい
使用するアカウントを変更したい際に認証情報を変更する方法です。
コントロールパネル → ユーザーアカウント → 資格情報の管理 →Windows 資格情報
この中に、git:http://github.comとあるので、これを編集すれば OK です
くわしくは以下の記事を参考にしてみてください
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