Cursorの料金体系をまとめてみた
はじめに
Cursor を使い始めて、料金プランが気になったのでまとめてみました!
2025 年 7 月に料金体系が明確化されたようで、個人向けから企業向けまで色々なプランがあります。
参考にした公式情報:
個人向けプラン
まずは個人で使う場合のプランを見ていきましょう。
Hobby(無料プラン)
完全無料で使えるプランです!お試しに使うには十分ですね。
含まれる内容:
- ✓ Pro を 2 週間お試しできる
- ✓ Agent リクエスト数に制限あり
- ✓ Tab 補完数に制限あり
無料プランでも基本的な機能は使えるので、まずはここから始めるのが良さそうです。
Pro(おすすめ) - $20/月
最も人気のプランですね。個人開発者にはこれがおすすめって公式にも書いてあります。
Hobby に含まれるすべてに加えて:
- ✓ Agent の利用上限を拡大
- ✓ Tab 補完が無制限
- ✓ バックグラウンド Agent
- ✓ 最大のコンテキストウィンドウ
Tab 補完が無制限になるのは結構大きいですよね。$20/月(約 3,000 円)なら許容範囲かな。
Agent の利用上限に達した場合
Pro プランには毎月 $20 分の Agent 利用枠が含まれていますが、上限に達した場合でも使えなくなるわけではありません。
上限に達すると、エディタ内で通知が表示され、以下の 2 つの選択肢が提示されます:
-
オンデマンド使用量の追加(従量課金)
- 同じ API レートで従量課金により継続利用が可能
- リクエストの品質や速度は低下しない
- 含まれる使用量と同じレートで毎月請求される
-
プランのアップグレード
- Pro+や Ultra など、より多くの利用枠が含まれる上位プランへ移行可能
また、予期せぬ超過料金を防ぐために支出上限を設定することもできます。使用量はダッシュボードで確認でき、上限に近づいた際にはエディタ内で通知が表示されます。
なお、次月にリセットされて使えるようになるかどうかについては、公式情報では明記されていないため、継続利用する場合は従量課金を有効にするかプランをアップグレードする必要があると考えられます。
Pro+ - $60/月
もっと使い倒したい人向けのプランです。
Pro のすべてに加えて:
- ✓ OpenAI、Claude、Gemini の全モデルで利用量が 3 倍
AI モデルを使いまくる人は検討の余地ありですね。3 倍って結構すごい。
Ultra - $200/月
本気で使う人向けの最上位プランです。
Pro のすべてに加え、次も含まれます:
- ✓ OpenAI・Claude・Gemini の全モデルで利用枠が 20 倍
- ✓ 新機能への優先アクセス
20 倍って...すごすぎる w でも新機能に優先アクセスできるのは羨ましいですね。
ビジネスプラン
チームや企業で使う場合のプランです。
Teams - $40/ユーザー/月
チーム開発向けのプランです。
Pro のすべてに加えて、以下を提供します:
- ✓ チーム向け請求の一元管理
- ✓ 利用状況の分析とレポート
- ✓ 組織全体のプライバシーモード制御
- ✓ ロールベースのアクセス制御
- ✓ SAML/OIDC SSO
企業で導入するなら必須の機能が揃ってますね。SAML/OIDC 対応は重要。
Enterprise - カスタム料金
大規模組織向けのプランです。
Teams のすべてに加えて、以下を提供します:
- ✓ 利用量のプール
- ✓ 請求書/発注書での請求
- ✓ SCIM によるシート管理
- ✓ AI Code Tracking API
- ✓ きめ細かな管理・モデル制御
- ✓ 優先サポートとアカウント管理
Enterprise 向けの機能がしっかり揃ってますね。カスタム料金なので、規模に応じて相談できる感じですね。
Bugbot アドオン
コードレビューを自動化できる Bugbot というアドオンもあります。
Free - $0
含まれる内容:
- ✓ 月あたりのコードレビュー回数に制限
- ✓ Cursor Ask に無制限でアクセス可能
- ✓ バグ自動修正のための Cursor 連携
- ✓ GitHub 連携
無料でも GitHub 連携は使えるのは良いですね。
Bugbot Pro - $40/ユーザー/月
Free の内容に加え、次を含みます:
- ✓ 個人向け 14 日間トライアル
- ✓ 月 200 件までの PR で無制限レビュー
- ✓ Bugbot Rules へのアクセス
月 200 件までの PR レビューが無制限なのは大きいですね。
Bugbot Teams - $40/ユーザー/月
Pro の内容に加えて、以下が含まれます:
- ✓ チーム向け 14 日間の無料トライアル
- ✓ すべての PR で無制限のコードレビュー
- ✓ アナリティクスとレポート用ダッシュボード
- ✓ 高度なルールと設定
すべての PR で無制限レビューは魅力的。チームで使うならこれかな。
Bugbot Enterprise - カスタム料金
Teams のすべてに加えて、次を提供します:
- ✓ 組織全体での 30 日間トライアル
- ✓ 高度な分析とレポート
- ✓ 優先サポートとアカウント管理
Enterprise 向けには優先サポートがつくのは安心ですね。
料金体系の変更について
2025 年 7 月に料金体系が明確化されたようです。以前は不明確だった部分があったようで、ユーザーの期待を裏切ってしまったということもあったみたいです。
今は明確になったので、プラン選びもしやすくなりましたね。
まとめ
個人で使うなら:
- まずは無料の Hobby で試してみる
- 使い込むなら Pro($20/月)がおすすめ
- AI 使いまくるなら Pro+や Ultra も検討
チーム・企業で使うなら:
- 小規模チームなら Teams($40/ユーザー/月)
- 大規模なら Enterprise(カスタム)
Bugbot も:
- 個人なら Free で試してみる
- 本格的に使うなら Pro/Teams
料金も明確になったので、用途に応じて選びやすくなりましたね!
自分はまだ無料プランで試している感じですが、使い込んだら Pro にアップグレードしようかなーと思ってます。
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