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Windows でも CapsLock を Ctrl として使う

2022/08/03に公開

TL;DR

次の内容を Caps2Ctrl.reg と名付けて保存し、そしてインストールします。

Caps2Ctrl.reg
Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout]
"Scancode Map"=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,02,00,00,00,1d,00,3a,00,00,00,00,00

手動で頑張る

レジストリエディタが全て解決してくれます。

レジストリエディタを起動する

[Win]+[R] で regedit と入力して [Enter] するのが最短経路です。


最短経路でレジストリエディタを起動する

キーを追加する

左側のペインから HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout と選択します。 右側のペインには (規定) REG_SZ (値の設定なし) が表示されているはずです。


キーを追加する階層までやってきた

この状態で右側のペインを右クリックし、新規(N)バイナリ値(B) と選択します。 値の名前は Scancode Map とします。 新規作成された値をダブルクリックし、値を入力していきます。 値は 00,00,00,00,00,00,00,00,02,00,00,00,1d,00,3a,00,00,00,00,00 です。


値を入力しているところ

再起動する

レジストリエディタを終了して Windows を再起動します。 再起動後にはきっと CapsLock は Ctrl として機能しているはずです。

レジストリに登録した値の意味

それぞれの値はリトルエンディアンで記述されており、次のような意味を持っています:

意味
00 00 00 00 バージョン情報 (常に 0)
00 00 00 00 フラグ情報 (常に 0)
02 00 00 00 エントリの数 + 1
1D 00 3A 00 003Ah (CapsLock) の入力を 001Dh (LeftCtrl) とみなす
00 00 00 00 終端記号

おわりに

おわりです。


参考文献

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