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私は Ubuntu 22.04 で tcsh で uim-skk な環境を使いたいの!

2023/01/06に公開

タイトルの通りです。 Ubuntu 22.04 の上でログインシェルを tcsh に設定し、その上で uim-skk を利用する方法を模索します。

環境

% uname -a
Linux MacBook 5.15.0-56-generic #62-Ubuntu SMP Tue Nov 22 19:54:14 UTC 2022 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
% cat /etc/os-release
PRETTY_NAME="Ubuntu 22.04.1 LTS"
NAME="Ubuntu"
VERSION_ID="22.04"
VERSION="22.04.1 LTS (Jammy Jellyfish)"
VERSION_CODENAME=jammy
ID=ubuntu
ID_LIKE=debian
HOME_URL="https://www.ubuntu.com/"
SUPPORT_URL="https://help.ubuntu.com/"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.launchpad.net/ubuntu/"
PRIVACY_POLICY_URL="https://www.ubuntu.com/legal/terms-and-policies/privacy-policy"
UBUNTU_CODENAME=jammy

TL; DR

Ubuntu on Xorg で起動してください (は?)。 全てうまくいきます (なぜ?)。

問題に遭遇する

まずは Ubuntu を適当にインストールします。

ようこそ

インストーラを起動するとインストールする言語の選択を迫られます。 私は特に日本語を解する人間であると自負しているので、言語設定で日本語を選択しました。

キーボードレイアウト

これから日本語で対話することを決断すると、キーボードレイアウトの選択を迫られます。 私の使っているキーボードは英字配列によく似ているので、English (US) を選択しました。

アップデートと他のソフトウェア

キーボードレイアウトを選択すると、インストールするソフトウェアについての選択を迫られます。 私はものぐさな性格であるので、より多くの “便利な” ソフトウェアがインストールされる通常のインストールを選択し、Ubuntu のインストール中にアップデートをダウンロードするように要求し、(中略) サードパーティ製ソフトウェアをインストールするようにも要求しました。

インストールの種類

続いてインストールの種類の選択を迫られます。 私はよくわからなかったのでそれ以外を選択し、160 GB のハードディスクを次のようにパーティショニングしました。

  • 512 MB を EFI System Pertition
  • 16 384 MB をスワップ領域
  • それ以降の領域全てを ext4 ジャーナリングファイルシステムにし、/ にマウント

どこに住んでいますか?

パーティショニングを終えると Ubuntu からナンパされてしまいます。 私が住んでいるところは Tokyo です。 Osaka や Sapporo に住んでいる場合も Tokyo です。

あなたの情報を入力してください

さらにナンパは続きます。 しつこいと嫌われますよ。 私の名前は KusaReMKN であり、コンピュータの名前は MacBook であり、ユーザ名は mkn です。 パスワード? 教えるわけないじゃないですか。

インストール、そして再起動

しばらく待ちます。 インストールが完了すると再起動を迫られるので指示に従います。

ログイン、そしてオンラインアカウントへの接続など

再起動後、ログイン画面が表示されるのでログインします。 ログインに成功するとクラゲの壁紙のデスクトップ画面が迎えてくれます。 かわいいですね。 オンラインアカウントへの接続を勧められますが、ここではスキップします。 Livepatch のセットアップもスキップし、システム情報を Canonical に送信するか否かの問いには適当に答えます。 私はいいえを選択しました。 続くプライバシー設定では位置情報サービスなどを有効にするか選択できます。 適切な設定をして次の画面に移れば準備完了です。

不完全な言語パッケージのインストール

続いて、設定地域と言語からインストールされている言語の管理をクリックします。 言語サポートが完全にはインストールされていませんなどと表示されるので、インストールを選択します。 パスワードを求められるので入力します。 インストールには時間を要することがあります。 インストールが完了したら言語サポートのダイアログを閉じ、設定のウィンドウを閉じます。

パッケージのアップグレード

さらに、インストールされたパッケージをアップグレードします。 [Ctrl]+[Alt]+[T] を押下してターミナルを起動し、次のように実行します。 このとき、いくつかのパッケージの更新が保留されることがありますが、ここでは無視します。

パッケージのアップグレード
$ sudo apt update	# パッケージ一覧の更新
$ sudo apt upgrade -y	# パッケージの更新
$ sudo apt autopurge -y	# 不必要なパッケージを根こそぎ削除

アップグレード作業の完了後に一度再起動します。

uim-skk のインストールと動作確認

再起動後に uim-skk をインストールします。 ターミナルから次のように実行します。

uim-skk のインストール
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade -y
$ sudo apt install uim-skk skkdic skkdic-extra

インストール作業が完了したら、設定キーボードから日本語 (Mozc) を削除します。 右側の (縦に連なった三点) のようなものをクリックするとメニューが表示されます。

さらに、設定地域と言語からインストールされている言語の管理をクリックし、表示される言語サポートのダイアログにあるキーボード入力に使う IM システムIBus から uim に変更します。

変更した後、ログインしなおしたり再起動したりすると uim-skk を利用して日本語入力できるようになっているはずです。 デフォルトの設定では、右下にツールバーが表示されるはずです。

tcsh のインストール、ログインシェルの変更

続いて tcsh をインストールします。 tcsh は C シェル系の末裔で、私のお気に入りのシェルです。 ターミナルから次のように実行します。

tcsh のインストール
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade -y
$ sudo apt install tcsh

インストール作業が完了したら、ログインシェルを tcsh に変更してみましょう。 私のユーザ名は mkn ですから、次のように実行します。

ログインシェルを変更する
$ chsh -s /bin/tcsh mkn

ログインシェルの変更を適用するためにログインしなおしたり再起動したりします。

uim の死

すると uim が起動しなくなります。 ツールバーが表示されなくなり、[Ctrl]+[J] を押下しても虚しく改行されるだけになります。

解決策

ログイン画面でユーザを選択した後の画面 (パスワードを入力する画面) の右下の方に歯車アイコンのボタンがあるので Ubuntu on Xorg を選択してからログインします。

考察

ウィンドウシステムに Wayland を利用し、ログインシェルに C シェル系を指定すると uim を利用できなくなるようです。 tcsh の代わりに mksh を指定してみましたが、この場合は uim の利用に問題がありませんでした。 シェルスクリプトの記法の差が問題を引き起しているのでしょうか。 わかりません。

おわりに

おわりです。

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