Open1
Scriptでkeyframeをいじる
スクリプトでキーフレームを設定するやり方についてまとめます。
スクリプトで操作することについてのわかりやすい説明:
Blender Animation by Python Scripting
キーフレームを打つ際に必要となるデータパスはこんな風に取得できるんですね・・
キーフレーム登録の備忘録
コード全文
import bpy
from math import sin, cos, pi
obj = bpy.data.objects['Cube']
obj.animation_data_clear() # アニメーションのデータをクリアする
bpy.context.scene.frame_start = 0
bpy.context.scene.frame_end = 120 # フレームのスタートとエンドを設定する
keyframe_freq = 10 # とりあえず10フレームおきに打ってみる
nStart = bpy.context.scene.frame_start
nEnd = bpy.context.scene.frame_end
mat = obj.material_slots[0].material # オブジェクトからマテリアルを取得
# データパスはnode_tree.nodes["Principled BSDF"].inputs[0].default_value
# なので、それに従ってそこまでいく
baseColor = mat.node_tree.nodes["Principled BSDF"].inputs[0]
for t in range(nStart, nEnd + 1):
if t % keyframe_freq != 0: continue
bpy.context.scene.frame_set(t)
# 位置を変える場合はlocationでアクセスする感じ
obj.location.x = 3 * cos(t * 0.1)
obj.location.y = 3 * sin(t * 0.1)
obj.keyframe_insert(data_path="location")
# オイラー角をいじるのでrotation_euler. rotationだと失敗する
obj.rotation_euler.y = t * 0.1
obj.rotation_euler.z = t * 0.06
obj.keyframe_insert(data_path="rotation_euler")
# baseColorをいじる場合はinput[0]まで下りて行ってそこのdefault_valueを操作する
# 水色から白にグラデーションさせてみる
ratio = t / (nEnd - nStart + 1)
baseColor.default_value = (ratio, 0.3 + 0.7 * ratio, 1.0, 1.0)
baseColor.keyframe_insert(data_path = "default_value")
# 実はdata_pathの他にframe=60などのオプションを付けることで、
# frame移動しなくてもキーフレームを打てるが、
# フレーム0の時の値が変わってしまうなど作業しづらくなるのでおすすめしない。
# ただスクリプトで大量にオブジェクトを生成するときなどは重宝するかも。
bpy.context.scene.frame_set(0) # フレームを戻しておく
実行結果(色をいじる前のやつ・・残しておく)
こんな感じですね。データパスは、キーフレームを設定できるプロパティのところで右クリックするとCopy Data Pathというのがあってこれを選択すると取得できます。例えばマテリアルのBase Colorのところで取得すると、
node_tree.nodes["Principled BSDF"].inputs[0].default_value
が得られ、これをdata_pathに設定する・・ことはできませんね。どうするかというと、いい記事がありました:
マテリアルアニメーションのキーフレーム登録
実行結果(水色から白にグラデーション):