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ESXi on Hyper-V

2022/02/13に公開

プロローグ

ESXiを触りたいんだけど物理サーバねえや、って時にWindows10の環境があればHyper-Vを使ってnestでESXiを構築できます。
(現状、とりあえずESXiの6.0が稼働するところまでは確認できてるけど、6.7や7.0を入れようとするとnicが認識できずインストールが止まってしまうので、こちらは調べ中。
あと結構試行錯誤してるので後日ちゃんと整理した状態に更新する。)

やること

ざっくりと手順的にはこんな感じ

  1. ESXi用のISO作成
  2. Hyper-Vで仮想マシン作成
  3. ESXiのインストール

ESXi用のISO作成

ESXi用のISOを作成します。
こちらから「ESXi-Customizer-PS」を入手してカスタマイズISOを作ります。
カスタマイズISOは必要なドライバをISOに組み込むのに利用しますが、今回は特に利用しませんでした。ただ、バージョンを変更したISOを手っ取り早く入手するのに便利なのと、これから7.0のESXiを利用するにあたって必要になるのでこちらで対応します。
入手したps1を実行してzipファイルを作成します。

.\ESXi-Customizer-PS-v2.6.0.ps1 -ozip -sip -vft -load net-tulip

途中で作成バージョン番号を聞かれるので今回は「225 : ESXi-6.0.0-20170604001-standard」を指定しました。
こんなファイルが作成されます「ESXi-6.0.0-20170604001-standard-customized.zip」
続いて作成されたzipを展開してISO化します

.\ESXi-Customizer-PS-v2.6.0.ps1 -izip ESXi-6.0.0-20170604001-standard-customized.zip -v60

「ESXi-6.0.0-20170604001-standard-customized.iso」ISOファイルが作成されます
ちなみに直でISOを作ることもできますが、なぜか作成時に「WinError 10054」が発生するため、zipを展開することでこの事象を回避しています。

仮想マシンの作成

Hyper-Vで仮想マシンを作ります

ESXiのインストール

仮想マシンを起動します。
普通にインストールしていくと途中でエラーが発生してしまうため、タブキーを押して「ignoreHeadless=TRUE」を指定しておきます。
あとは画面に従って進めて行けばESXiのインストールが完了です

エピローグ

もうちょっと詳しく更新する予定。
7.0を導入するにあたってESXiから物理NICが認識できてないようでカスタマイズISOにVmwareから入手した利用した物理NIC用のドライバを食わせてISO化すればうまくいくらしいことまで把握している。

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