2020年 フリーランス1年目総括
※ 本記事は「エンジニアと人生 Advent Calendar 2020」の17日目の記事です。
明日は、Yuiさんの「人生の振り返りを書く」になります。期待!
※ 今までの人生を振り返って投稿を考えていましたが長文になってしまうので2020/21年にフォーカスし、時系列で今年の振り返り、少し2021年への計画綴ろうと思います。
※ 文章が拙く読みづらい文章となり申し訳ありません。
2020年2月 - 日本に帰国
私は2017年からオランダで日系IT企業で所謂エンジニアのなんでも屋さんをやっていました。(正社員)
- JavaScript/websocket/API(PHP)を使ったイベントドリブンな動画配信サービス
- オンプレミス(サーバ)をExcelやAnsibleを使って構築
- オンプレミス上にKubernetes環境を構築する
沢山の楽しい経験を積ませていただきましたが、入社から2年半程が経過し、
今後もオランダに住み続けたいか・エンジニアとしてこのままで良いのか等を考え始め
日本でフリーランスとして活動していこうと心に決めコロナ真っ只中に帰国しました。
※ コロナは完全に偶然で、もし帰国が少し遅れると14日間の隔離だったので不幸中の幸いでした。
2020年3,4月 - 仕事が見つからない
コロナの影響で仕事がなかなか見つからず少し不安がありましたが、
帰国前から覚悟していましたし、ある程度以上の貯蓄を用意していたのもあったので
シェアハウスの友達と楽しく生活していたと思います。
※ オランダでは、ハイリースキルビザで滞在許可を得ていると、所得税が30%戻ってくるのでヨーロッパでエンジニアとして働きたい・お金もある程度貯めたいタイプの方々にはオススメです。
なぜ仕事が見つからなかったのか
経歴にない技術を使う仕事を獲得しようと躍起になっていた。 為です。
経歴(ざっくり)
- 大学生時代) SIerでバイト(Java, C#)
- 正社員) Node.js製のバッチサーバ・API開発/PHPでAPI開発
- 2020年2月直前) Vue/Reactを数ヶ月使用
仲介サービス会社さんから紹介される仕事は Vue/React関連ばかりでした。
個人的にバックエンド側の開発を主に行う。特にGoを使った仕事をやりたいと考えていました。
当理由から該当しない仕事は全てお断りしていたため仕事の獲得に時間がかかってしまいました。
2020年5月 - 仕事開始
4月末からFintech系のWEB事業を行っている会社さんで働き始めました。
決め手は、開発チームとして特にフロント・バックエンドで分業はしておらず、バックエンドのGo製APIサーバもキャッチアップしながら開発が可能だったためです。
2020年9月 - 仕事を3つ同時進行する
仕事にも慣れ始め、週何時間働くことができるのか知りたい欲求からお仕事を増やしました。
これは今では後悔しています。理由をあげるとキリがないので、少しだけ。
- 繁忙期・閑散期が重複しやすく締め切りがキツくなることが何度かあった
- システムの理解・キャッチアップに非常に時間がかかる
- 1日の中で仕事を切り替えなければならないが、頭がそれについて行けてなかった
2020年12月 - 北海道/札幌に引っ越し
仕事が全てフルリモートになっているため12月19日に札幌の実家に帰郷することにしました。
※ その他の理由はプライベートな部分
仕事の近況
12月17日時点で稼働している仕事は1つで、副業形式で稼働させていただいています。(React/TypeScript)
12月21日から新しい会社で委託として働きます。(Next.js/Go)
4月末から働き始めた会社は、Go製APIサーバのキャッチアップ等行っていましたが
様々な問題で担当することがなく、ほぼ専任でVueを使ったフロントエンドの開発を行っていたためです。
※ Reactでの開発を主軸に考えていたのでVueを担当し続けることも難しいと判断しました。
※ フリーランス1年目で、担当する仕事の調整方法が分かっていれば修正できた可能性もありましたが、おそらく無理だったと思います。
2020年 - 結果
2020年に働いた中で感じた事を個人的な考えを多分に含んでまとめてみました。
フリーランスで仕事を獲得するなら、スキルスタックが整っているべき
- 当然
- 「スキルあり + 未経験」な仕事を獲得することも可能だが、必ずしも考えているとおりに行かないので見極めが大事
- エンジニアが社長or代表社員をやっている企業では未経験技術も許容してくれる所が比較的多いのでおすすめ
- 日本はRails案件が多い(※ 私はRailsの開発経験はありません。
仕事は同時にできるのは2つ
稼働時間にもよるが、繁忙期が重なることも考えると自分の許容量を超えないで仕事をできる限界は2社が限界だと感じた。
もっと働きたいなら新規の仕事を探すよりも、現在参画している会社の稼働時間を増やしたほうがよい。
無理に増やすと相手に失礼なことをしてしまう恐れもあるので、金銭的に問題がないなら勉強をやったほうがよっぽど良い気がした。
フリーランスはどれだけ早く連絡できるかは大事な指標
フリーランスの皆さんはどなたもご存知であろうこと。
仲介会社からの仕事の紹介への返事は勿論で、副業形式で稼働している会社からの連絡、請求書等の全てを迅速に行うことはメリットでしか無い。
少なくとも自分がボールを持つ状況を脱せるので精神的安心感を得られる
必ずしも会社に常駐しなくてよい
全ての会社では決して無いが、リモートな仕事は増えつつあるので東京がどの状況でもベストな選択肢ではない。
2021年 - 計画
自分が何をしたいのかを考えた時、 また海外 という気持ちが一番強かったです。
※ 日本が一番好きです
生活
オランダでの生活をやめたのは物価の高さ・食生活・プライベートのハードルが主たる理由だったので、次はアジア圏の国(タイが個人的に好み)と考えています。
※ 日本とのやり取りにおいても時差が大きい国に住むことは実体験として大変だったのでアジア圏が良いと判断しました。
仕事
日本以外からの仕事を獲得することを2021年の一番の目標にしたいと考えています。
そのためにもまずは、2020年の結果を元に生活土台を作りたいです。
最後に
2020年はエンジニア(会社員)からエンジニア(フリー)という転換し、その中で色々な実体験を得られた事が素直に嬉しい1年となりました。
来年もリスクに恐れることなく、新しいチャレンジをしていきたいです。
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