ARM Windows利用メモ
ARMのCPUが載っているWindows機を使っていくうえで気づいたこと、躓いたところをメモしていく
マシン固有メモ
lenovo yoga slim 7x gen 9を利用
ARMと直接関係ないことをメモしていく
マカフィーのウィルスバスターが入ってたのでアンインストール(Microsoft Defender派なので)
しかしChromeでファイルをダウンロードしたときに「ウィルススキャンに失敗しました」と表示されてダウンロードしたファイルが利用できない問題が発生
本体を消しても残っている「マカフィーが提供するウェブアドバイザー」というアプリが悪さをしていた
これを消したら問題は解消
迷惑すぎる
ソフト互換性メモ
ソフト互換性についてメモしていく
Visual Studio Code
特に問題は感じない
Github Desktop
特に問題は感じない
せっかくなのでDev Driveにリポジトリは集約
Realforce Connect
特に問題は感じない
CapsとCtrlを入れ替えておいた
Logioptions
「このプロセスには数分かかる場合があります」で30分止まってる
途中であきらめた
LogiOptions Plus
LogiOptions Pulsならインストールできた
Docker Desktop
普通に使えた
WSLを有効にする必要はあり
x64にしか対応してないイメージを実行すると、amd64というラベルがつく
docker run -it rubylang/ruby:3.3-focal bash
いちおう実行できた
パフォーマンスについては知らない
Vroid Studio
軽く動かした感じ動いた
ただしApple M2 Pro メモリ 32 GBのMac Miniと比較して、髪型の変更とかワンテンポもたつく気がする
このアプリはx64エミュレーションで動かしてるからパフォーマンス面はちょっと仕方ないか
Deepl
動いた
Steam
動いた
初音ミク Project DIVA MEGA39's
動いた。遊べた。
でもゲームを終了したら画面が真っ白になって操作不能になった
もう一回起動して終了したら現象は再現しなかった…と思ったら次遊んだときまた起きた
PS4ゲームコントローラーを接続して遊んでも何かタイミングが合わない
USB分配器を使ってたりモニタの設定だったり色々要因は考えられるので、何が原因かはわからない
追記
24H2で新たに導入された自動スーパー解像度の機能をオフにしたらタイミングの違和感がなくなった…ような気がする。気のせいかもしれない。
AIの力で解像度を上げるという機能だからレイテンシには悪影響ありそう。
ただこのゲームにこの機能が適用されていたのかは分からない。有効だったら通知が出るらしいが、見た記憶はない。
VOICEVOX
CPUモードでは問題なく動く
GPUモードでは、なぜか言葉が途中で途切れる
「どうすればいいのだ」はちゃんと喋れる
「何がどうなっているのだ」を喋らせようとすると「何がどうなっ…」で途切れる
まぁNvidia製GPUにしか対応してないって注意書きがあるしそんなもんか
CPUモードでの速度に不満はない
Slack
ARM版が提供されている。何も問題ない。
ぷよぷよテトリス2
普通に動いた
Magic Arena
動いた。対戦出来た。
Paint.net
動いた。しかもARMネイティブ対応してる。
Visual Studio 2022
動いた。
まぁMicrosoft 謹製だし。
Epic Store版Tetris Effect Connected
普通に動いた
Unreal Engine 5 / Lyra Starter Game
サンプルゲームを起動しようとしたら落ちた。ログ取りそびれた。ARMがどうこうというより、GPUかな。
もう一回起動したら動いた
でも違うマップに行くとやっぱり落ちる
この用途には向いてなさそう。
まぁノートPCだしあまり期待はしていなかったけど。
VR Chat
ARM64は門前払い
Mery (エディタ)
動いた
AI関連機能
AI関連機能についてメモしていく
MSペイントのCocreator
レスポンスは早い
ペイントに線を加えるたびに1秒2秒くらいで画像が生成される
ただしクオリティは低めで、創造性バーを調整してまともな絵になる絶妙なラインを探す必要がある
画像は「レゴブロックの巨人」というプロンプトを添えて生成したもの
フォトアプリ
まだ全機能解禁されていないのか、AIで画像を加工する機能は背景を変換するオプションしか利用できなかった
悪用を防ぐためかもしれない
モナリザに「Japanese Pop Anime」と指定すると背後霊が現れた
背景を削除する機能やぼかす機能は普通に使えた
そっちは優秀
パフォーマンス
パフォーマンスにまつわるメモ
Dockerコンテナ使ってrustのビルドすると結構ファンが回った
安定性
買って数日で3回くらい再起動した
- あまりARMに最適化されていないドライバがあるのかもしれない
- Snapdragon X搭載マシンには今年の秋にリリースされる予定のWindows11 24H2が先行して載っている。24H2はまだ世に出して良いレベルじゃないのかもしれない
はやく安定化して欲しいので、診断データを極力送るようにした
- Lenovo Vantageのデバイス統計機能をオン
- Windowsのオプションの診断データの送信設定をオン
カメラ機能が使えない問題に遭遇
再起動したら治った
はやりスリープ復帰時に不安定になることが多い
PCI expressが『最大限の消費電力』になっていたので、ひとまず電源接続時は『適切な省電力』にすることにした。これで様子を見る
うーん
スリープ後の復帰に難儀する現象がさっそく再発した
この現象が起きると外付けモニタでの描画に難が生じる気がする
USBハブがちょっと怪しくもある