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Clineを利用して、少し進んだ生成AIの利用を考える

2025/03/23に公開

みなさんこんにちは
久しぶりの投稿になったのは、少し仕事が変わったのと、インプットが多くて少し遠ざかってました。

本日のお題

  • VScodeにClineというプラグインを追加する。
  • DeepSeekと連結する。
  • 一歩先を行く生成AIの利用を行う。

Clineとは

  • 無料で利用できる、生成AIの自動オペレーター。具体的には、以下のようなことをしてくれる。
     - 生成AIがいいなと思った動作環境の整備
     - コーディング
     - ビルド→エラー検出→再コーディング→ビルド、、、
     - 配備
     - 実行
  • しかし、環境も含めて何度も何度もやり直してくれてるのが素晴らしい。
  • うまく使えば、簡単なシステムならすごい速さで作ってくれる。
  • 注意点としては、まーまー間違うということ。

Clineの導入_前準備

VScodeに導入

  • 何はともあれ導入が必要。

Clineを動かす

  • メニューから起動

DeepSeekを起動

  • 個人で生成AIを利用するのはDeepSeekがお勧め。
  • 安いのでお財布にやさしいのがお勧め理由。
  • 研究開発費があれば、OpenAIの月200ドルのプラン利用したいですねぇ。

ログイン

費用は先払い

  • DeepSeekの費用は先払い。(今回は20ドル分)
  • 企業だと、上司に、「いくらいるのか見積もりを出して」と言われた場合にいいですね!
  • 後日驚きの明細が来ることが無くて安心できます。
  • PayPalで支払いできるのも大変良いです。
  • 個人事業主の方だと、DeepSeekの領収証もダウンロード可能です。

API Keyの作成

API Keyはコピーしておく

  • 接続用のAPIは後から利用するので、コピーしておく。

Clineの導入_DeepSeekと連結

DeepSeekのAPI KeyをVScodeのClineに設定

  • 先ほど控えたAPI KeyをVScodeに設定する。
  • 今回はDeepSeekを利用したが、その他にもいろいろと設定できます。

準備完了

Clineを利用して何か作ってみよう

命令文

C:\Git\ClineTestディレクトリ配下に、ASP.NET Core Web APIのKeisanソリューションを作ってください。
Keisanソリューションの中に、KeisanWebApiというASP.NET Core Web APIを、Controllerを利用して作成してください。言語はC#でお願いします。 環境はWindowsです。コマンドプロンプトで&&は利用しないでください。

完成品

  • 動いていることを確認

Swaggerも用意してくれます。

  • 素晴らしい!

流行りのゲーム作成もトライ

命令文

C:\Git\packman配下に、ブラウザで動作する、namco packman を作成してください。

動かしてみた

  • 数分で実装できた。たぶん人間ならもっと時間かかるはず。

まとめ

  • Cline界隈だと、Game作らせるのが流行りなので、流行りに乗ってみた。
  • 具体的に業務効率化として、WebAPIを作成することで業務利用の可能性を見出すことができた。
  • Cline自体は生成AIに指示を出しているだけなので、生成AIの精度が高くなれば、もっと効率は上がりそうだ。ということが分かった。
  • もう一からポチポチプログラム書くことは減ってきそう。
  • 一方で、プログラムは雑多に作成されるので、関心の分離であるとか、アーキテクチャとかそういったことは人間が指示する必要がある。
  • 私はそれなりにプロマネ含めて一通りやって来てるので、Clineに指示する段取りというかあたりがイメージできるのですが、これ、システム屋にありがちな、1年目は文系ですみたいなチームだと、しんどそう。

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