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ローコードで社内向けアプリが作れる「ILLA Builder」を試す

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GitHubレポジトリ

https://github.com/illacloud/illa-builder

ILLA Builder

ILLAは、開発者が内部ツールを構築するための強力なオープンソースのローコードプラットフォームです。ILLAのコンポーネントとアクションのライブラリを使用することで、開発者はツール構築にかかる膨大な時間を節約できます。

🚀 始める

ILLAを試すには、最も便利な方法はILLA Cloudにサインアップしてログインすることです。

また、Dockerdocker-composek8sを使用してILLAを手動でデプロイし、セルフホストすることもできます。

✨ 機能

  • ⚽ リアルタイムコラボレーション: みんなでリアルタイムで作成できます。
  • 🤖 自動化サポート: あらゆるものを5秒で接続して自動化します。
  • 🖥 セルフホスティング対応: Docker & k8s対応
  • 📝 ページサポート: コンテンツが豊富でUIに優しいツールを作成するための基盤
  • 🎨 ILLA Designによる強力なサポート: コンポーネントがあなたの想像力を制限することはありません。

ドキュメント

https://docs.illacloud.com/

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セルフホストのドキュメントは以下

https://docs.illacloud.com/self-hosted-deployment/

Dockerはイメージを実行するだけっぽい。あとどうやらRustで書かれたCLIが用意されていて、こちらもバイナリ一つでデプロイとかアップデート化もできて、悪くなさそう。

とりあえずMac上のDockerで。

docker run -p80:2022 illasoft/illa-builder:latest

ブラウザでアクセスすると以下の画面が表示されるので、メールアドレス: root、パスワード: passwordでログイン。

初回ログインはチュートリアルが表示されるので、これに従って進めてみる。

別タブが開いて、以下の画面が表示される。これが開発を行う画面の様子。指示に従って進めてみる。

Inputコンポーネントをドラッグ&ドロップ・・・とあるのだが、これ実際にドラッグ&ドロップができなくて、チュートリアルのガイドが消えてしまう・・・リロードすると最初からやりなおせるのだけど、ここは"Do it for me"で進めるのが良さそう。

うー、見た感じ3つのコンポーネント(Input、Button、Data grid≒テーブル)がすでにドラッグ&ドロップされた状態になってるみたい。ここはステップバイステップで進めたかったところだけど、まあしょうがない。次は、このボタンに対してアクションを設定する。なるほど、Inputの内容をSQLに渡して実行するようにって感じか。

アクションを設定したら保存して実行

なるほど、1回目で保存、2回目で実行ってことね

SQLが実行されて下に結果が表示される。で、次のガイドが出ないのだけども、上の方でなんか点滅してるのでこれをクリック。

右に説明が出る。テーブルのデータソースをここで修正して結果を反映させるってことね。

テーブルのデータがすべて消えた。で、何も起きないのだけども、右の"Column"がオレンジで表示されていて、どうやら元々のテーブルとSQLで取得したカラムが異なる様子。アップデートしたいところだけど、上で点滅している箇所があるので、そちらをクリック。

ボタンにイベントハンドラを設定して、SQLの実行とボタンと連携させる。どうやらオレンジの箇所はすっ飛ばされた模様。

ボタンをテスト

チュートリアルはおしまい。何も表示されてないのだけどなぁ・・・

このあと、ボタンを教えても何も変わらなかった。そこで、テーブルを選択して、先ほどのオレンジの箇所のアップデートを実行してみる。

反映された。

なんとなく雰囲気はわかった。チュートリアルはもう少しインタラクティブにできるようになってほしいかなぁ、もしくはドキュメントがきちんとあれば別にこういうチュートリアルはいらない気もする。

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これの前に似たようなものとしてToolJetを試していた。

https://zenn.dev/kun432/scraps/668f0c03ee5bb1

やってることはほとんど同じで、あくまでも個人的な印象だとToolJetのほうが使いやすさとか見た目は良さそうな印象を受けた(ただQuickstartレベルでよくわからないWarningが出たのが気になってちょっと躊躇)。ただ見た目についてはどこまでカスタマイズできるか?で変わってくる気もする。

あと画面構成として結構な広さを求められる印象。スクロールがなるべく発生しないようにしようと思うとこんな感じになる。

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この手のツール、どこまで使えるか?はある程度使い込まないと評価できないという印象があるので、現時点ではデプロイしやすさとか使い勝手あたりの評価になるかな。

あと、ノーコードっていうところでエンジニアじゃなくても使えるみたいなところがウリになると思うけど、実際にプロダクトで使う場合を考えると、データベースの設計ができる、ってところは重要かなぁ。むしろエンジニアの手数を減らすという位置づけが良い気がする。

シンプルなものならエンジニアじゃなくても使えるとは思う。まあ複雑になるようであればAIにデータベース設計してもらって実装するとかがいいのかも。

このスクラップは21日前にクローズされました