オープンソースのDeepWiki実装「DeepWiki-Open」を試す
GitHubレポジトリ
日本語のREADMEがある
DeepWikiは、GitHub、GitLab、または Bitbucket リポジトリのための美しくインタラクティブな Wiki を自動的に作成します!リポジトリ名を入力するだけで、DeepWiki は以下を行います:
- コード構造を分析
- 包括的なドキュメントを生成
- すべての仕組みを説明する視覚的な図を作成
- すべてを簡単に閲覧できる Wiki に整理
✨ 特徴
- 即時ドキュメント生成: あらゆる GitHub、GitLab、または Bitbucket リポジトリを数秒で Wiki に変換
- プライベートリポジトリ対応: 個人アクセストークンを使用してプライベートリポジトリに安全にアクセス
- スマート分析: AI を活用したコード構造と関係の理解
- 美しい図表: アーキテクチャとデータフローを視覚化する自動 Mermaid 図
- 簡単なナビゲーション: Wiki を探索するためのシンプルで直感的なインターフェース
- 質問機能: RAG 搭載 AI を使用してリポジトリとチャットし、正確な回答を得る
- 詳細調査: 複雑なトピックを徹底的に調査する多段階研究プロセス
- 複数のモデルプロバイダー: Google Gemini、OpenAI、OpenRouter、およびローカル Ollama モデルのサポート
Proxmox上のUbuntu-24.04サーバにインストールする。なお、Pythonは3.12.9、Node.jsは22.15.0を使用することとし、それぞれuvとmiseで個別に管理することとする(uvとmiseのいい感じの組み合わせ方を自分はまだ模索中・・・)
公式のQuickstartに従って、手動でセットアップすることにする。
レポジトリクローン
git clone https://github.com/AsyncFuncAI/deepwiki-open && cd deepwiki-open
.env
を作成
GOOGLE_API_KEY=
OPENAI_API_KEY=your_openai_api_key
バックエンド
uv add -r api/requirements.txt
uv run python -m api.main
フロントエンド
mise use node@22.15.0
npm install
npm run dev
起動したらブラウザで3000版ポートにアクセスすると以下のような画面が表示される。
とりあえず適当なレポジトリのWikiを作成してみる。今回はちょっと前に調べていた以下のレポジトリを使用してみる。
レポジトリURLを入力して「Wikiを生成」。モデルはとりあえずGemini-2.5-Flashにした。
処理が開始される。
こんな感じで徐々に解析が進む。
解析終了。左下を見ると少しエラーがでているみたい。
エラーを見てみると、どうやらGeminiが生成したMermaidの構文にエラーがあるみたい。ここはモデルの精度の問題かな。一旦スルー。
できたものはこんな感じ。複数のページにトピックごとにまとめられている。Mermaidの図でエラーになっている箇所もあるけど、ちゃんと出力されているものもあるね。
内容についてチャットで会話もできる。
MarkdownやJSONでエクスポートもできる。
セットアップも簡単でシンプルに使えて良さそう。プライベートレポジトリに使えるのもいいね。とりあえずしばらく手元で使ってみるつもり。