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備忘録：イントラ環境でWindows10を使うとき、ネットワークインジケータが地球儀マークになるのをやめたい

Windows
Windows 10
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そもそもなんで「インターネット接続なし」って出るのよ

Windowsはアクティブ・インターネット・プロービング（ネットワーク・コネクティビティ・ステータス・インジケーター: NCSI）という機能を使って、自身が接続されているネットワークからインターネット出ることができるかチェックしている。

方法1: DNSプローブ

dns.msftncsi.comの名前解決ができるかどうかでインターネット接続の有無をチェックする。

方法２: HTTPプローブ

特定ホスト上のテキストファイルをHTTP GETできるかどうかでインターネット接続の有無をチェックする。

  • Windows 10 Version 1607 以降
    • IPv4の場合: http://www.msftconnecttest.com/connecttest.txt
    • IPv6の場合: http://ipv6.msftconnecttest.com/connecttest.txt
  • Windows 10 Version 1511 以前
    • IPv4の場合: http://www.msftncsi.com/ncsi.txt
    • IPv6の場合: http://ipv6.msftncsi.com/ncsi.txt

どちらかに合格しないと「インターネット接続あり」の判定にならないのではないかと推測している。

参考：
https://jpwinsup.github.io/blog/2021/09/30/Networking/NCSI/network-connectivity-status-indicator-overview-and-troubleshooting-guide/

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地球儀アイコンにしないようにする設定（GPO）

方法1: 接続確認先をイントラのサーバに向ける

設定は ポリシー\コンピューターの構成\管理用テンプレート\ネットワーク\ネットワーク接続インジケーター で行う。

  • 企業 DNS プローブ ホスト名の指定: 名前解決を試行するホスト名を定義する。
  • 企業 DNS プローブ ホスト アドレスの指定: 名前解決した結果、ここに定義したIPアドレスと同一であればインターネット接続があるとみなす。
  • 企業 Web サイト プローブ URLの指定: ここに定義したURLにHTTP GETしに行き、成功したらインターネット接続があるとみなす。

それぞれ「無効」にしてしまえばNCSIそのものが止まるかもしれない。

※この方法はテストしてないです。間違ってるかもしれません。

方法2: 「インターネット接続なし」アイコンを無効にする

設定は ポリシー\コンピューターの構成\管理用テンプレート\ネットワーク\ネットワーク接続 で行う。

  • [ローカル アクセスのみ] ネットワーク アイコンを表示しない: 「有効」にすると、ローカルアクセス(インターネット接続なし)でも地球儀マークを表示せず、ふつうの有線アイコンやWi-Fiインジケーターで表示される。ただし、展開すると「インターネットなし」と表示される
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そもそもアクティブなテストをやめさせたい(GPO)

設定は ポリシー\コンピューターの構成\管理用テンプレート\システム\インターネット通信の管理\インターネット通信の設定 で行う。

  • Windows ネットワーク接続状態インジケーターのアクティブなテストを無効にする: 「有効」にすると、前述のDNSプローブ・HTTPプローブの実行を停止する。
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レジストリで何とかしたい

この辺がそれっぽいです（未確認）

コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\NlaSvc\Parameters\Internet

regedit