Raspberry Pi4でubuntu Serverを立てる
ラズパイでLinuxサーバーを立てた時の備忘録。
最終的にmacbookからサーバーへsshができればゴール。
環境
- Raspberry Pi4 ModelB 2GM RAM
- macbook
※今回はmacを使用しているため、説明も「macに〇〇をインストールし…」のようにしています。他のOSでもそこまで差はないため、適宜置き換えてください。
ubuntuServerのインストール
元々ラズパイにOSがインストールされている場合、それを消してからubuntuServerをインストールする必要があります。
消去やインストールなどを行うためにはRaspberry Pi Imagerをhomebrewにてmac側にインストールします。
インストールされたらアプリケーションにraspberry-pi-imagerが入っていると思います。
$ brew install raspberry-pi-imager
1. ラズパイからmicroSDを取り出す
元々私はRaspberry Pi OSが入っていたので、これを消します。
まずはラズパイからmicroSDを取り出し、パソコンに接続します。
2. OS削除(必要があれば)
SDに入っているデータを削除します。下の方にある削除を選択し、ストレージ選択、削除まで進みます。
3. ubuntuServerのインストール
ubuntuServerをインストールします。ubuntu desktopでもいいですが、今回はサーバー用途以外にないので使用しません。
以下の手順でインストール。
4. ubuntuServerの設定
インストールができたら設定をします。今の状態ではネットワークに接続されていないため、接続しサーバーのIPを固定します。
ちなみにこの段階で sudo apt-get install net-tools
などを実行しても、以下のエラーが返ってきます。これはネットワークに接続していないためエラーになっています。
Failed to retrieve available hogehoge versions.
Failed to check for processor hogehoge upgrades.
では、まずはyamlファイルを作成。
$ sudo touch /etc/netplan/99_config.yaml
$ sudo vim /etc/netplan/99_config.yaml
設定を記載。
routerのアドレス等がわからない場合は、他のデバイスで確認します。
【参考】 https://moshbox.jp/?p=25912
network:
version: 2
wifis:
wlan0:
dhcp4: false
dhcp6: false
addresses:
- 192.168.XXX.XXX/24
nameservers:
addresses: [192.168.XXX.XXX, 8.8.8.8, 8.8.4.4]
access-points:
// ""で囲う必要がある
"SSID":
password: "XXXXXXXX"
変更した設定を反映させます。
$ sudo netplan apply
wifi接続できているか確認
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
ssh接続設定
sshサーバーを起動し、リモート接続できるよう設定します。またifconfigコマンドが使えるよう、net-tools
もインストールします。
$ sudo apt install openssh-server
$ sudo apt install net-tools
$ sudo systemctl start ssh
startできたらIPアドレスを確認しておきます。
$ ip a
確認できたらサーバーにsshでリモート接続してみます。
$ ssh ubuntu@192.168.xxx.xxx
パスワードを求められたら入力し、接続できたら完了です。
シャットダウン
作業が終わったらシャットダウンします。コマンドは以下
shutdown -h now
【参考】
Discussion