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SOUNDRAWのすすめ

2023/06/21に公開

はじめに

本記事では、AIによる自動作曲サービス"SOUNDRAW"について簡単な説明と、大まかなチュートリアルをしていきたいと思います。

なおこの記事は、研究室の授業の一環として作成された簡易的な説明のため、より詳細な情報を知りたい場合は検索して頂けると幸いです。

SOUNDRAWとは

SOUNDRAWとは、株式会社SOUNDRAWが運営しているAI自動作曲サービスです。曲のジャンル、ムードなどを指定するだけで該当する曲を複数生成することができます。さらに生成された曲に対して簡単な編集を加えることでさらに自分好みの曲を作ることができます。

実際にやってみよう

それでは早速SOUNDRAWを使って自分好みの曲を作曲してみましょう!

以下のURLからSOUNDRAWにアクセスしてください。

https://soundraw.io/ja

サイトにアクセスしたら、最初にある"無料で作ってみる"のボタンをクリックします。そうするとこのような画面になると思います。

今回は「朝に聞くと気持ちいい曲」を作ってみたいと思います。では曲の情報を入力していきましょう。
曲の基本条件を以下の様にしてみます。
・長さ:00:30
・テンポ:Slow, Normal

ムードやジャンル、テーマを選択する

それでは曲の雰囲気を指定していきましょう。今回は「朝に聞くと気持ちいい」を目指したいので、ムードから"Peaceful"を選択します。すると、この時点からムードに適した楽曲が複数生成されます。
 さらにジャンルやテーマを選択していきましょう。まずジャンルですが、朝に聞くと気持ちいい楽曲を目指したいので、"Acoustic"を選択します。
 そしてテーマです。今回は選ぶのが難しいので、"Nature"と"Photography"を選択します。そうすると、以下の様に該当する楽曲が複数生成されます。

早速この中から雰囲気にあった曲の基盤を選択しましょう。今回は001の楽曲を使用してアレンジしていきます。楽曲を再生するとこのような画面になります。

曲の編集を行う

楽曲を編集するためには、右上辺りにある"Pro mode"をクリックします。すると、このような画面が表示されます。

Pro modeでは、楽曲の

  • メロディ
  • バッキング
  • ベース
  • ドラム
  • フィル

について編集することができます。

フィル以外の4要素は、3段階で強弱を調整することができ、メロディを付けないことやベースを強めに入れたりといった微調整をすることができます。フィルは、主にドラムの入りなどを編集するために用いられます。

この機能を使って、自分だけのオリジナル楽曲を作ってみましょう!

SOUNDRAWの仕組み

SOUNDRAWでは、どのようにしてテーマに沿った曲を生成しているのでしょうか。
それは、テーマに沿った楽曲の学習を繰り返し、「この楽曲を学習させると、こういうアウトプットになる」といった試行錯誤を経たのちに、現在のSOUNDRAWの形が出来上がりました。この作業だけで2年もの時間を費やしました[1]

おわりに

いかがでしたでしょうか?今回はSOUNDRAWを使った自動作曲の方法について解説しました。自分の作りたい楽曲のイメージを落とし込んで、自分だけの楽曲をたくさん作ってみましょう!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

参考ページ

脚注
  1. https://project.nikkeibp.co.jp/onestep/coolproduct/00018/ ↩︎

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