静的型付けと動的型付けについて

静的型付けとは

変数の型がコンパイル時に決定されます。
変数を宣言する際に型を指定する必要があります（例：int number;、String text;）。
型のミスマッチがコンパイル時に検出されるため、実行前に多くのエラーを防ぐことができます。

(言語)
Java、C言語、TypeScript（JavaScriptに型を追加したもの）

動的型付けとは

変数の型が実行時に決定されます。
変数を宣言する際に型を指定する必要がありません。変数に値を割り当てることで型が決定されます（例：number = 42;、text = "Hello";）。
型のチェックが実行時に行われるため、柔軟性が高いですが、予期しない型のエラーが発生するリスクがあります。

(言語)
JavaScript、Ruby、Python

つまり、違いは「型」のチェックが行われるタイミング。

そもそも実行とコンパイルって何？

＜実行＞
コンパイル後のプログラムがコンピュータ上で動いている状態のこと。

＜コンパイル＞
人間が書いたコードをオブジェクトコード（pcが認識するコード）に変換すること。