Web3開発用語まとめ
はじめに
こんにちは。ソフトウェアエンジニアをしています、Koyaです。
以前からブロックチェーンやweb3周りには興味ありましたが、情報(特に日本語のもの)が少なかったこともあり概要把握で止まっていました。
最近、またブロックチェーンに触りたいなと思い始め、少しずつ調べていくと多くの人が記事を公開してました。
開発環境や簡単なアプリなら、できそうなものも散見されてきたので、今回はブロックチェーン・web3を触る上で気になった/必要となった用語をまとめていきたいと思います。
よろしくお願いします!
※随時更新していきます。また正しくない情報あれば、コメントいただければ幸いです。
用語
ブロックチェーン
チェーン | メインネット | テストネット |
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Ethereum | Ethereum Mainnet | Goerli Testnet, Sepolia Testnet |
Polygon (MATIC) | Polygon Mainnet | Mumbai Testnet |
Optimism | Optimism Mainnet | Optimism Goerli Testnet |
Base (Coinbase L2) | Base Mainnet | Base Goerli Testnet |
Avalanche | Avalanche C-Chain | Avalanche Fuji Testnet |
Arbitru | Arbitrum One Mainnet | Arbitrum Goerli Testnet |
Polygo | zkEVM Polygon zkEVM Mainnet | Polygon zkEVM Testnet |
※ Kiln、 Rinkeby や Ropsten といったEthereumテストネットは閉鎖。
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メインネット
実際に稼働しているブロックチェーンネットワークのこと。
基本的にブロックチェーンを使用するうえで、ガス代と呼ばれる取引コストが発生する。
(イーサリアムの場合、数万とか)
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テストネット
Web3 の開発者向けに無料で利用できるネットワークのこと。
メインネットと同じようにガス代が発生するが、ガス代を支払えるコインを無料で提供してくれるので、無料で開発できるようになる。
コインが出てくるサイトを蛇口(faucet)と呼ぶ。蛇口を捻ることで、ETHを購入したりすることなく、Web3 の開発を始められるし、たとえ開発しなくても体験できるようになる。
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Faucet
テストネットにおけるガス代を支払えるコインを無料で提供してくれるサイト。
フレームワーク
Solidityスマートコントラクト開発
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Truffle
長年の歴史があり、幅広い機能を持つ。
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HardHat
モダンな開発者向けに設計されており、最新の Solidity の機能とツールをサポート。
開発用プラットフォーム
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Alchemy
最も人気のあるブロックチェーンインフラプロバイダーの1つ。高速、スケーラブル、使いやすいことが特徴。
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Moralis
人気のプラットフォーム。豊富な機能とAPIの使いやすさが特徴。
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Infura
オープンソースのブロックチェーンインフラプロバイダー。信頼性、セキュリティ、低価格が特徴。
ライブラリ・ツール
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Open Zeppelin
Solidity 言語で書かれた、さまざまなユースケースに対応するセキュアなライブラリとツール。
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Remix
ブラウザベースの統合開発環境であり、簡単にスマートコントラクトの記述言語Solidityを使った開発ができる。
またMetaMaskとも接続でき、DAppを直接ブロックチェーンのネットワーク上で実行できる。
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Geth (Go Ethereum)
GO言語で実装されたイーサリアムネットワークに参加するために必要となるクライアントソフトウェアの名称。
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Ganache
ローカル環境でブロックチェーンを生成してくれるイーサリアムのプライベートブロックチェーン。
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drizzle
ブラウザからGethなどのクライアントを経由してコントラクトに対する操作(call, transaction)を行うためのJavaScriptライブラリ。
web3.jsをラップしたライブラリで、コントラクトの状態をローカルに持っておくことで、自分では非同期処理を行わずに素早いcallとsendを行うことができる。
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Truffle Suite
Truffle、Ganache、Drizzleの3つのツールからなり、EthereumのDApps開発に必要な要素がパッケージ化されている。
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web3.js
開発者がEthereumブロックチェーンと対話できるようにするJavaScriptライブラリ。
イーサリアム財団が構築。総ダウンロード数ではweb3.jsの方が多い。
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ethers.js
開発者がEthereumブロックチェーンと対話できるようにするJavaScriptライブラリ。
web3.jsより後に開発され、dApps開発においてweb3.jsの代替となりうるライブラリとして注目されています。
直近のダウンロード数はethers.jsの方が上回っており、本記事執筆時点(2022年8月18日)において、web3.jsとethers.jsの総合的なダウンロード数の差はほとんどない。
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