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アンケート作成のポイント

2022/07/29に公開

仕事でアンケートを作る機会がありました。

「アンケートなら簡単に作れるだろう、いくつか質問まとめるだけだしな。」とめちゃめちゃ甘くみていました。
しかし、いざ作成しようとすると全然うまく作れません。なぜだ、みんな簡単そうに作っているアンケートのはずなのに。。

よくよく考えたら、アンケートなど作ったことなかったので、当然と言えば当然の結果です。せっかくの機会なので、アンケート制作のポイントを調べました。調べれば調べるほど奥が深いアンケート。今回のnoteでは、そのポイントをまとめます。

具体的な質問にする

曖昧な質問は避け、具体的な質問にします。曖昧な質問の場合、曖昧な答えが返ってきます。具体的な質問にすると、具体的な答えが返ってきます。

良くない例:
Q. 料金はいかがですか?

(パスタは適切な価格だと思うけど、コーヒーは高いなと思った。その場合どう書けば良いのか?)

改善案:
Q. ご注文いただいたコーヒーの価格についてどう思いますか?

複数の質問をしない

1つの質問には1つの意味しか持たせない。回答者がどの質問に答えたら良いか迷わないようにする。

良くない例:
Q. 店内の温度やBGMは適切でしたか?

(温度を答えれば良いのか、BGMを答えれば良いのか迷ってしまう。)

改善案:
Q. 店内の温度は適切でしたか?
Q. 店内のBGMはちょうどよかったですか?

順位をつけさせる質問はしない

すべての項目を把握していない場合、順位がつけられない。例えば下記の場合、麦茶は好きだけど、それ以外はほとんど飲まない場合、2位と3位の順位付けができないからです。

良くない例:
Q. 以下3つの商品のうち、1位から3位まで順位をつけてください。

  1. 麦茶
  2. 緑茶
  3. 紅茶

(麦茶も紅茶もどちらもあまり飲まないんだよな。。。となった場合順位がつけられない。)

改善例:
Q. 以下の商品のうち、好きな飲み物を教えてください。

  1. 麦茶 2. 緑茶 3. 紅茶

回答を誘導する質問にしない

一方の回答が有利なように質問で誘導しないようにする。

良くない例:
Q. 最近はリモートワークの働き方が主流となっており、大手企業でもリモートワークを推進しています。また、感染対策の面でもリモートワークが推奨されています。あなたはリモートワークには賛成ですか?

(「賛成」と答えないと自分はダメな人間なんじゃないかと思ってしまう。)

改善例:
Q. リモートワークには賛成ですか?反対ですか?また、その理由もお教えください。

属性は最後の方で聞く

年齢や性別など、対象の方の属性を聞きたい場合はアンケートの最後に書くのが良いです。
例えば、最初に年齢を聞かれると若干答えるのに戸惑いますが(なんで年齢を答えなくてはいけないんだ)、生活習慣改善のため、健康に対して注意していることや普段の運動量を聞かれたあとだと違和感なく応えられることもあります。
属性を聞くためには、前提としてなぜその属性を知りたいのかの理由を伝える必要があります。

年収や年齢など個人的なことを聞きたい場合は、レンジで聞く

年収、年齢などを聞きたい場合は、自由に書ける欄ではなく下記のようにレンジで聞くと答えやすくなります。

良くない例:
Q. 年収をお教えください。
[テキストフィールド]円

改善例:
Q. 年収をお教えください。

  1. 300万円未満
  2. 300万円以上 500万円未満
  3. 500万円以上 700万円未満
  4. 700万円以上 1000万円未満
  5. 1000万円以上

まとめ

以上です。まだまだ学習中ですが、一旦こんなところです。
アンケートも回答者の気持ちを考え、自分だったらこういう質問だとすんなり回答できるな、と理解しながら作成することが大事ですね。

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