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Z値の描き出し きっかけ
最近、土工事の世界でもICTの流れが進んできました。
施工者が3D設計データを作成し、それを建機(重機)にコンバートして施工する――
そんな流れが一般的になりつつあります。
3D設計データは「サーフェス」と呼ばれる三角形の面データで構成されており、
面的に施工が可能になってきました。
私もそんなデータを作成しているのですが、CADソフトには作成した面データの高さをチェックする機能がない!
例えば、現場からこんな問い合わせが来ます
「側溝の丁張と、掘削した床付けが合わないけど、計画高いくつだ?」
この計画高という高さの情報が、現場ではとても重要なのです。
その高さの情報が読めないものを描き出すために
LISPを書く流れになります。
• 頂点の計画高を描き出す
• 文字の高さや角度を設定する
• 「FH=」や「GH=」などのラベルを付けるかどうか
• 点をクリックして高さを取得
• その高さを文字として描き出す
といった感じです。
でも、考えてみると…
• 文字の大きさは必要だけど、角度は「45度」固定でいいかな
→ 設定項目が多すぎると使う気が失せるので、シンプルに。
• ラベルは「FH=」を優先しましょう
→ GHとかもあるけど、まずは基本から。
• 点クリックは連続で使いたいので、繰り返し処理にしておこう
• 結果は、まあ見やすければOK!
そんな感じで、明日からLISPコードを書いていきます。
現場の「困った」を解決するために、CADの限界を補う小技。
自分の備忘録としても、こういうのは残しておきたいがよー
ほいたらネー。
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