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【Python】環境構築 | AppleSilicon搭載Mac

2025/01/01に公開

1. Pythonのインストール

1.0 事前準備

Homebrewをインストールする

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

Homebrew
https://brew.sh/ja/

1.1 pyenvをインストールする

pyenvとは

pythonのバージョン管理を行う

以下のコマンドを実行する

brew install pyenv

1.2 パスを通す

以下のコマンドを実行する

echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bashrc
echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bashrc

1.3 Pythonをインストールする

以下のコマンドを実行する

pyenv install python3.X.Y
#X,Yには自分で選んだバージョンの数字を入れる(3.3.Y以降を推奨)
python3.X.Yをアンインストール
pyenv uninstall python3.X.Y # X,Yには自分で選んだバージョンの数字を入れる

1.4 セット

セットには2種類の方法がある

  1. グローバルにセット
  2. ローカルにセット
グローバルにセット

PC内に作成するすべてのPythonファイルについて、指定したpythonのバージョンを適用する

ローカルにセット

仮想環境を作成したディレクトリ(フォルダ)において、指定したpythonのバージョンを適用する

セットには以下のいずれかのコマンドを実行する

# グローバルにセットする方法
pyenv global python3.X.Y # X,Yには自分で選んだバージョンの数字を入れる
# ローカルにセットする方法
pyenv local python3.X.Y # X,Yには自分で選んだバージョンの数字を入れる

2. 仮想環境の構築

python3.3以降のバージョンをインストールすると、同時にvenvが利用可能となる。

venvとは

仮想環境を作成する

2.1 仮想環境の作成

任意のディレクトリにおいて以下のコマンドを実行する

python3 -m venv <仮想環境名> # 仮想環境名は任意。「.venv」とするのが一般的

これにより、<仮想環境名>のディレクトリが作成される。

2.2 仮想環境の有効化

source <仮想環境名>/bin/activate
仮想環境の無効化
deactivate

3. VSCodeでPythonを利用可能にする

3.1 VSCodeのインストール

以下のコマンドを実行する

brew install --cask visual-studio-code

3.2 Python拡張機能を導入する

VSCodeに以下の拡張機能を導入する
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=ms-python.python

3.3 インタープリターの設定

VSCode右下に表示されるインタープリターが仮想環境にセットしたPythonのバージョンになっているか確認する。
バージョンが異なる場合には、インタープリター名をクリックするとインタープリターの選択画面が表示されるため、そこから選択する。

4. 補足

Pythonのパッケージは「pip」を用いてインストールすることができる。
pipはPythonと同時にインストールされるため、すぐに利用が可能となる。
Pythonのパッケージの種類と、インストールに用いるコマンドは以下のサイトを参考にする。
https://pypi.org/

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