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【Python】環境構築 | AppleSilicon搭載Mac
1. Pythonのインストール
1.0 事前準備
Homebrewをインストールする
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
Homebrew
https://brew.sh/ja/
1.1 pyenvをインストールする
pyenvとは
pythonのバージョン管理を行う
以下のコマンドを実行する
brew install pyenv
1.2 パスを通す
以下のコマンドを実行する
echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bashrc
echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bashrc
1.3 Pythonをインストールする
以下のコマンドを実行する
pyenv install python3.X.Y
#X,Yには自分で選んだバージョンの数字を入れる(3.3.Y以降を推奨)
python3.X.Yをアンインストール
pyenv uninstall python3.X.Y # X,Yには自分で選んだバージョンの数字を入れる
1.4 セット
セットには2種類の方法がある
- グローバルにセット
- ローカルにセット
グローバルにセット
PC内に作成するすべてのPythonファイルについて、指定したpythonのバージョンを適用する
ローカルにセット
仮想環境を作成したディレクトリ(フォルダ)において、指定したpythonのバージョンを適用する
セットには以下のいずれかのコマンドを実行する
# グローバルにセットする方法
pyenv global python3.X.Y # X,Yには自分で選んだバージョンの数字を入れる
# ローカルにセットする方法
pyenv local python3.X.Y # X,Yには自分で選んだバージョンの数字を入れる
2. 仮想環境の構築
python3.3以降のバージョンをインストールすると、同時にvenvが利用可能となる。
venvとは
仮想環境を作成する
2.1 仮想環境の作成
任意のディレクトリにおいて以下のコマンドを実行する
python3 -m venv <仮想環境名> # 仮想環境名は任意。「.venv」とするのが一般的
これにより、<仮想環境名>のディレクトリが作成される。
2.2 仮想環境の有効化
source <仮想環境名>/bin/activate
仮想環境の無効化
deactivate
3. VSCodeでPythonを利用可能にする
3.1 VSCodeのインストール
以下のコマンドを実行する
brew install --cask visual-studio-code
3.2 Python拡張機能を導入する
VSCodeに以下の拡張機能を導入する
3.3 インタープリターの設定
VSCode右下に表示されるインタープリターが仮想環境にセットしたPythonのバージョンになっているか確認する。
バージョンが異なる場合には、インタープリター名をクリックするとインタープリターの選択画面が表示されるため、そこから選択する。
4. 補足
Pythonのパッケージは「pip」を用いてインストールすることができる。
pipはPythonと同時にインストールされるため、すぐに利用が可能となる。
Pythonのパッケージの種類と、インストールに用いるコマンドは以下のサイトを参考にする。
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