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LoRa通信デバイス調査

LoRa通信デバイス調査
- E220-900TS22S(JP)を手に入れた
- 何ができるのかを整理する
LoRa通信
LoRa(Long Range)は、長距離伝送を可能にする低電力広域ネットワーク(LPWAN)技術の一つです。
この技術は特にIoT(Internet of Things)デバイスのために設計されており、スマートシティ、環境モニタリング、
農業、エネルギー管理など、さまざまなIoTアプリケーションで利用されています。
- LoRaの特長
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- 長距離伝送能力:LoRaは長距離送信(2〜15km、環境による)が可能です。
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- 低電力消費:LoRaデバイスは非常に低い電力で動作し、バッテリー寿命を数年間に延ばすことができます。
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- 低データレート:LoRaは低データレートの通信に最適化されており、データ転送速度は比較的遅いですが、
- センサーデータのような小さな情報量の伝送には十分です。
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- ライセンスフリーの帯域:多くの国では、LoRaはライセンス不要の帯域を使用しています。
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- セキュリティ:LoRaはエンド・ツー・エンドの暗号化を提供し、データのセキュリティを確保します。
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- スケーラビリティ:LoRaネットワークは数百から数千のデバイスをサポートできる設計になっています。
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参照元 :
E220-900TS22S(JP)とは
公式サイト
item | info |
---|---|
型名 | E220-900T22S |
周波数 | 920.6 MHz ~ 928.0 MHz |
変調方式 | LoRaスペクトラム拡散方式 |
帯域幅 | 125 kHz ~ 500 kHz |
拡散率 | 5〜11 |
伝送速度 | 1.7 kbps ~ 62.5 kbps |
送信出力 | 13 dBm:20 mW以下 |
受信感度 | -129 dbm |
消費電流(3.3 V時) | 送信時:43 mA 受信時:8.2 mA スリープ時:2.5 μA |
インターフェース | UARTモード |
制御I/O | (信号レベルは3.3 V TTL) |
電源電圧 | 動作定格:3.3 V ~ 5.5 V 推奨電圧範囲:3.5 V ~ 5.0 V |
動作温度範囲 | -45℃ ~ +85℃ |
接続端子/基板搭載 | DFN-22 端面スルーホール SMT実装タイプ |
外形寸法 | 16 mm × 26 mm × 3 mm |
開発情報
公式サイトのリンクにあり
販売サイト

サンプルコードを動作させる
基本的には、利用ガイド(サンプルプログラム説明書)にすべて記載されている
- Arduinoを使う
- ボードマネージャー
- esp32 by Espressif Systems : 2.0.5を使用する
- ライブラリマネジャー
- ESP32C3 Timer interrupt をインストール
- 書き込み設定は、
- ESP32C3 Dev Moduleを選択する
- シリアルログをはかせる場合
- USE_SerialPrint => 1

→書き込みできない、Arduino IDE, PlatformIOの両方で

XIAO ESP32C3は、macで書き込むとOKだった
windows pc側のesp toolの問題っぽい

データシート
ピン配置

子機
- アナログ信号
- 温湿度レベル
- 圧力
- 電力
- 電圧
- 日射量
- 土壌水分
- 接点信号
- 稼働回数
- 異常信号
- 運転状況
- 開閉状態
- スイッチ状態
- RS-485
- 電力
- pH
- 温湿度
- CO2濃度
- 太陽光発電量
親機
- HTTP, FTPでネットワーク通信
- メールによる通知
- XなどSNS
- USBでCSVデータ抜き差し
- 接点でパトランプ制御
- 接点の入力・出力制御
- ブザー