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Rustプロジェクトのリリース作業を自動化:cargo releaseメモ [blessed.rsシリーズ21]
概要
こちらのリストにあるものを見て書いたメモになります。
今回はcargo releaseについてです。
cargo releaseとは
Rustプロジェクトのリリース作業を自動化するクレート
機能
以下を行うことができる。
- リリースに適した状態であることを確認する
- ブランチが正しいか
- 最新の状態か
- clean treeな状態か(コミットされていない変更などがないか)
- ワークスペースのサポート
- cargo publishの実行、タグ付け、プッシュを自動化
- 変更ログの更新やDockerfileのタグ更新
install
$ cargo install cargo-release
前提条件
プロジェクトは git で管理されている必要がある。
使用方法
リリースを行う際は以下のコマンドを使用する。
$ cargo release [level]
level
はリリースのレベル(major, minor, patchなど)を指定することができる。
LEVELやそのほかのオプションなどの詳細は以下を参照
Dry run
デフォルトではdry-run実行になっている。
つまり、変更は実際には実施されず、何が実行されるかを確認することができる。
実際に実行したい場合は--execute
をつける。
Config
Configについては以下を参照
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