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【JavaScript】 論理演算子を用いたif文の省略
はじめに
この記事では、JavaScriptの論理演算子
を用いてif文
を省略したコードについてまとめます。
論理演算子について
論理演算子の&&
と||
の2つを用いていきます。
わかりやすく言うと、&&
はかつ
、||
はまたは
となります。
&&
A && B
// Aを評価してtrue(trusy)の場合、Bを返す
// Aを評価してfalse(falsly)の場合、Aを返す
console.log(2 && 3); // 3
console.log(0 && 3); // 0
||
A || B
// Aを評価してtrueの場合、その時点でtrueを返す。
// Aを評価してfalseの場合、Bを評価しtrueの場合は、全体としてtrueを返す。
console.log(2 < 0 || 3 > 0); //true
console.log(2 < 0 || 3 < 0); //false
これらを利用して、if文
を省略したコードを書いていきます。
ifを用いたコード
ifを用いたコード
const Num = 1;
if (Num == 1) {
console.log("Numは1でした");
}
論理演算子(&&)を用いて if文 を省略
論理演算子(&&)を用いたコード
const Num = 1;
Num == 1 && console.log("Numは1でした");
左辺のNum == 1
がtrueの場合、右辺が実行されます。
論理演算子(||)を用いて if文 を省略
論理演算子(||)を用いたコード
const Num = 1;
Num == 2 || console.log("Numは2ではないです");
左辺のNum == 1
がfalseの場合、右辺が実行されます。
※この使われ方は、ややこしいので使うことは無いと思います。
例文
例えば、キーボードでEnterキー
を押した場合のイベントを実装してみます。
ifを用いたコード
document.addEventListener("keydown", (evt) =>
if (evt.code === "Enter") {
console.log("ENTERが押されました"));
}
// keydown:キーボードのキーを押したときに発動
// evt.code:キーボードのキー
論理演算子(&&)を用いたコード
document.addEventListener("keydown", (evt) =>
evt.code === "Enter" && console.log("ENTERが押されました"));
ifを用いたコードと比較すると、スタイリッシュな感じで良いですね!
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