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iPhoneアプリのテスターへの配布について

2024/07/10に公開

基本知識

iPhoneアプリには、いくつかの配布方法があります。よく使うのが以下の3つです (他にもあります)

  1. Adhoc - adhoc署名でビルド
  2. TestFlight (内部テスト) - app-store署名でビルド
  3. TestFlight (外部テスト) - app-store署名でビルド

Adhoc

  1. 組織のApple Developerアカウントに端末登録が必要です (100台まで)
  2. ipaファイルをXcodeから直接端末にインストール可能
  3. 開発者は手軽なので使うが、テスターもこれで配布すると端末登録の枠がなくなるのでテスターはTestFlightで配布することが多い

※端末登録は登録はすぐにできますが、削除が年に一回しかできません。そのため、大きい企業では登録に慎重になることがあります

TestFlight (内部テスト)

  1. 端末登録は不要
  2. 組織のApple Developerアカウントにテスターが招待されている必要がある (100名まで)
  3. アプリをAppstore Connectに登録する必要がある
  4. Appstore Connectに、ipaファイルをTransporterでアップする、またはXcodeからArchiveをアップロードするなどの方法で利用可能になる
  5. アップロードするとすぐに内部テストが開始できる
  6. Appleによる審査はありません
  7. 端末登録よりは手軽ではないが、外部テストよりは手軽、と言う位置付け

TestFlight (外部テスト)

  1. 端末登録は不要です
  2. 組織のアカウントにテスターが招待されている必要はありません。1000人まで配布可能です。
  3. アプリをAppstore Connectに登録する必要がある
  4. Appstore Connectに、ipaファイルをTransporterでアップする、またはXcodeからArchiveをアップロードするなどを行う
  5. 外部テストの審査に提出し、審査が通れば利用可能になる
  6. テスターに比較的準備が要らないので大勢のテスターに配布するのに有効だが、配布手続きは一番煩雑

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