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iPhoneアプリのテスターへの配布について
基本知識
iPhoneアプリには、いくつかの配布方法があります。よく使うのが以下の3つです (他にもあります)
- Adhoc - adhoc署名でビルド
- TestFlight (内部テスト) - app-store署名でビルド
- TestFlight (外部テスト) - app-store署名でビルド
Adhoc
- 組織のApple Developerアカウントに端末登録が必要です (100台まで)
- ipaファイルをXcodeから直接端末にインストール可能
- 開発者は手軽なので使うが、テスターもこれで配布すると端末登録の枠がなくなるのでテスターはTestFlightで配布することが多い
※端末登録は登録はすぐにできますが、削除が年に一回しかできません。そのため、大きい企業では登録に慎重になることがあります
TestFlight (内部テスト)
- 端末登録は不要
- 組織のApple Developerアカウントにテスターが招待されている必要がある (100名まで)
- アプリをAppstore Connectに登録する必要がある
- Appstore Connectに、ipaファイルをTransporterでアップする、またはXcodeからArchiveをアップロードするなどの方法で利用可能になる
- アップロードするとすぐに内部テストが開始できる
- Appleによる審査はありません
- 端末登録よりは手軽ではないが、外部テストよりは手軽、と言う位置付け
TestFlight (外部テスト)
- 端末登録は不要です
- 組織のアカウントにテスターが招待されている必要はありません。1000人まで配布可能です。
- アプリをAppstore Connectに登録する必要がある
- Appstore Connectに、ipaファイルをTransporterでアップする、またはXcodeからArchiveをアップロードするなどを行う
- 外部テストの審査に提出し、審査が通れば利用可能になる
- テスターに比較的準備が要らないので大勢のテスターに配布するのに有効だが、配布手続きは一番煩雑
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