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USBメディアをコピーする
情シスだと Windows インストーラーや緊急対応用の Windows PE 等、各種のUSBメディアを利用するケースが多くあります。
そういったUSBメディアを複製したい場合、 Ctrl+C のような単純なファイルコピーでは複製することができません。隠しファイルやシステム属性なども合わせてコピーする必要があるためです。
以下では、USBメディアを複製するための手順を示します。
手順
コピー先のUSBをフォーマット
※ 安全のため、ここではまだコピー元のUSBは挿さない方が良いと思います。
エクスプローラから実施する場合、
USBドライブを右クリックして "フォーマット" を選択。
コマンドで実施する場合、
- コマンドプロンプトまたはPowerShell を起動し、diskpart を実行。
diskpart
- ディスク一覧から対象USBのディスク番号を調べ、それを選択する。
※ ここでは 2 を指定。
list disk
select disk 2
- 以下コマンドでフォーマット。
rem 初期化
clean
rem ディスク上に「プライマリパーティション」を作成
create partition primary
rem FAT32でクイックフォーマット
format fs=fat32 quick
rem パーティションをアクティブにする(ブートUSBの場合は必須)
active
rem ドライブレターを割り当て
assign
exit
USBメディアのコピー
コピー元のUSBメディアを挿します。
コピー元、コピー先のドライブレターを控えておき、以下コマンドを書き換えて実行してください。
rem X と Y は本来のドライブレターに書き換えてください。
xcopy X:\* Y:\ /s /e /h
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