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Gatsby.jsでビルド時にlocalStorageのエラーにはuseEffectを使う

2021/04/02に公開

Gatsby.jsでlocalStorageを使っているとビルド時にエラーが出る場合があります。

開発時にはエラーにならないので気づいにくいですがgatsby buildのコマンドを実行するとエラーになります。

どうすればエラーを回避できるかコードで紹介します。

コンポーネント読み込みの時にlocalStorageを使うとエラー

GatsbyのビルドでlocalStorageのエラーが出るのは下記のようなコードです。

 const Sample = () => {
 	const name = localStorage.getItem('name')
 	
 	return (
 		<div>Hello {name}</div>
 	)
 }

レンダリングするタイミングでlocalStorageを参照している場合はコードを変更する必要があります。
そのままビルドしてしまうと下記のようなエラーが発生します。

 WebpackError: ReferenceError: localStorage is not defined

useEffectでlocalStorageへの参照のタイミングをずらす

エラーを回避する方法としてuseEffect内でlocalStorageを参照するように変更します。

 import { useEffect, useState } from 'react'
 
 const Sample = () => {
 	const [name, setName] = useState('')
 	
 	useEffect(() => {
 		setName(localStorage.getItem('name'))
 	})
 	
 	return (
 		<div>Hello {name}</div>
 	)
 } 

useEffectを使うことでGatsbyでビルド時のlocalStaorageを参照できないエラーは回避が可能です。

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