MicroServer Gen8のBIOS更新をする
この記事はAkitoshi's Advent Calendar 2024の3日目の記事です
HP MicroServer Gen8のBIOSを更新しました。
最初にドキュメント通りにやろうとして苦労したのですが、結果的にすごく簡単にアップデートできたのでメモ。
結論
早めの結論
.684
ファイルを使ってiLO経由でアップデートすればよい
iLO経由でアップデートする
HPEのサポートページより最新のBIOSをダウンロードします。
インストール手順にはSPPを使うようになっていますが、無視します。
解凍後のファイルの中に.684
拡張子のファイルがあるはずです。
これをiLOのFirmware Update
ページにアップロードします。
アップロード後アップデート作業が開始するので待ちます。
完了です。
SPPを使ってアップデートする
結果的にやらなくてもよかった作業ですが、最初こちらでやったのでメモしておきます。
HPEのダウンロードページにはアップデート方法について以下のように記載されています。
この記載通りやろう(?)と頑張ったという話です。
結果的に勘違いだったのかもしれない
まずSPP(Service Pack for ProLiant ISO)を使用するためには有償ライセンスが必要です。
以下のRadditの記事を参考に.co.uk
のサイトにアクセスしてSPPパッケージをダウンロードします。
Readmeファイルには以下のような記載があります。
The 2017.04.0 SPP is the last production SPP to contain components for the Gen7 and Gen8 server platforms.
!HP Support Packs
-> 2017.04
より871795_001_spp-2017.04.0-SPP2017040.2017_0420.14.iso
をダウンロードします。
これをHP USB Key Utility
を使ってUSBを使ってアップデートしようと思ったのですがうまくできませんでした。
そこでiLOのリモートコンソールを使ってアップデートしようとしました。
ここで問題はiLOのリモートコンソールは起動後ライセンスの問題で切れてしまいます。
同時にISOのマウントも切れてしまうのでうまくアップデートできません。
そこで以下の記事を参考に試用版を使ってアクティベートして使用しました。
リモートコンソールを使用することでうまくアップデートできました。
参考文献
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