NetAppのOEMR XL R630を普通に使う
下準備
まずBiosとIdracを通常のR630ファームウェアを使って最新のものにする。
OEMR識別モジュールを使ってOEM firmを消す
Dell R630向けOEMR識別モジュールの配布ページに飛ぶ
まずC4M46_Cust_1_00.exe
をインストール
解凍後.pmファイルをIdracから書き込む
次にC4M46_CustBSU_1_00.exe
をインストール
同様に書き込む
その後Idracを初期化[1]
OEMを消す動作が走る。
その後、素のR630ではおなじみの青色の画面が出てくる。(OEM版では出てこない)
Dell標準のプラットフォームを入れる
OEM firmは消せたが、Dellのロゴは表示されていない。
つまり、Dellのfirmが入ったわけではないため完ぺきではない。
OEMマシンにDell標準のプラットフォームを入れる。
デルの標準プラットフォームの埋め込み型OSをサポートする、DBE[2]バージョンのPowerEdge R630向け識別モジュールの配布ページから先ほどのOEMR識別モジュール同様、二つのファイルを落とす。
まずR4K3T_PowerEdge R630, _CustBSU_1_00.exe
をインストール
解凍後.pmファイルをIdracから書き込み
次にR4K3T_PowerEdge R630, _Cust_1_00.exe
をインストール
同様に書き込み
その後コールドブート
先ほど同様OEMを消す動作が走る。
うまくいけばDellロゴが表示される。
この状態だとIdrac側はまだDellプラットフォームになっていない(Netappのロゴが消えて空白になっている)のでIdracを初期化する。
初期化後IdracにもDellロゴが反映されます。
こんなにロゴをかっこいいと思う日が来るとは思いませんでした(笑)
Idrac上ではPowerEdge R630, DBE
となっているけれど、中身は素のDell R630のようで今のところ大丈夫そう。
この調子でProxmoxが入るといいな。
終わり。
参考
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