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AWS;スプリント1-1

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【AWS入門】スプリント1-1:VPC/リージョン/AZ/サブネットの基礎

AWSのネットワーク基礎である VPC(Virtual Private Cloud) や、リージョン/アベイラビリティゾーン(AZ)/サブネット の違いと関係について、学習した内容を整理します。


✅ VPCとは?

VPC(Virtual Private Cloud)は、AWS上に作成する仮想ネットワーク空間です。
EC2やRDSなどのサービスはこのVPC内で通信を行います。


✅ リージョンとは?

リージョンは、AWSが提供する地理的なデータセンターのまとまりです。

  • 例:東京リージョン(ap-northeast-1)、バージニア北部(us-east-1)など
  • VPCはリージョンごとに作成され、リージョンをまたいで作成はできません
  • 学習目的では通信遅延の少ない 東京リージョンの利用が推奨 されます

✅ アベイラビリティゾーン(AZ)とは?

AZ(Availability Zone)は、リージョン内にある物理的に独立したデータセンターです。

  • 通常、1リージョンに2~3つ以上のAZがあります
  • サービスの冗長構成や高可用性を実現するために、複数AZに分散してリソースを配置するのが基本
  • サブネットはAZをまたぐことができません

✅ サブネットとは?

VPC内のアドレス空間を分割した小さなネットワーク単位です。

🔸 パブリックサブネット

  • インターネットからのアクセスが可能
  • ルートテーブルにインターネットゲートウェイ(IGW)へのルートが設定されている

🔸 プライベートサブネット

  • インターネットからのアクセスは不可
  • IGWへのルートが設定されていない

原則として、同じ構成のサブネットを複数AZに配置することで、可用性と耐障害性を高めます。


✅ VPCのCIDRレンジ

  • VPCのCIDRレンジは /16 ~ /28 の範囲で指定できます
  • 例:10.0.0.0/16 のように広いレンジを指定して、後から用途別に細かく分割するのが一般的です

✅ AWS Organizationsについて(補足)

  • AWS Organizationsを使うと、1つの「マスターアカウント」から 最大5つの子アカウント を作成できます(無料)
  • チーム単位でアカウントを分けることで、権限管理やコスト管理を柔軟に行うことが可能です

📝 学びのまとめ

項目 説明
VPC 仮想ネットワーク空間(AWS上)
リージョン 地理的な拠点単位
AZ リージョン内の物理データセンター単位
サブネット VPC内の小さなネットワーク(AZをまたがない)
パブリックサブネット IGW経由でインターネット接続可
プライベートサブネット インターネット非接続構成
CIDRレンジ /16 ~ /28の範囲で指定

👋 おわりに

この記事は自分のAWS学習ログの一部です。初学者の方の参考になれば幸いです。
間違いや補足があれば、ぜひコメントください!