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そうだ Web3エンジニア、なろう!

2024/12/16に公開

こんにちは、KomlockでWeb3エンジニアをしている阿部です。
ビットコインの時価総額が銀の時価総額を超えるなど、暗号通貨をはじめとするWeb3への注目がますます高まっています。

「Web3業界に興味があるけど、どう勉強すればいいのかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、私もWeb2業界からWeb3エンジニアに「転生」したタイプです。

この記事では、Web2エンジニアがWeb3エンジニアに転身するために「何を」「どのようなコンテンツで」学ぶべきかを具体的にまとめていきます。


Web3とは?

Web3は、ブロックチェーン技術を基盤とした新しいインターネットの形態のことです。
その主な特徴は以下の通りです:

  • 分散型ネットワーク
    Web3は、中央集権的な管理者に依存しないネットワークを構築します。これにより、ユーザー間で直接データや価値のやり取りが可能になります。

  • 取引の透明性とセキュリティ
    取引の過程が公開され、第三者による検証が可能です。不正行為やデータ改ざんを防止します。

  • P2P(ピアツーピア)通信
    サーバーを介さずにユーザー間で直接通信できるため、サーバー障害によるサービスダウンのリスクが軽減されます。

これらの特徴により、データの「所有」や「行動」に裏付けを与えることが可能となりました。
その結果、BTCのようなデジタルデータにも金銭的価値が生まれています。


Web3エンジニアとは?

「Web3エンジニアって何をする人?」という疑問を持つ方も多いかもしれません。
Web3エンジニアの主な業務は以下の通りです:

1. スマートコントラクトの設計・実装

スマートコントラクトは、ブロックチェーン上で動作する自己実行型のプログラムです。Web3エンジニアはこれをSolidityRestといった言語で開発します。

  • :Ethereum上で動作するトークン(ERC-20やERC-721)の作成、分散型金融(DeFi)プロトコルの構築など。

2. 分散型アプリケーション(dApps)の開発

dAppsは、スマートコントラクトをバックエンドとして利用するアプリケーションで、フロントエンドとブロックチェーンを連携させる役割も担います。

  • 使用技術:Web3.js、Ethers.jsなど。

3. ブロックチェーンネットワークの構築・管理

独自のブロックチェーンネットワークやインフラを設計・運用することもあります。

この記事では、特に1と2ができるようになることを目指します。


まずはブロックチェーンを知ろう

ブロックチェーンの基礎を学べるコンテンツをいくつか紹介します:

https://www.youtube.com/playlist?list=PLMKID-xB6feRkm_OEa6A5ON0aW1TD6DJ5

動画で学びたい人におすすめ。プレイリストを全て視聴すれば、Web3の基礎知識が身に付きます。

https://enterchain.online/hom

クイズ形式で学べる日本語の教材です。古めのサイトですが、基礎知識を丁寧に説明してくれる良質なコンテンツです。


Solidityを学ぼう

SolidityはEthereum上で動作するスマートコントラクトを実装するためのプログラミング言語です。
これを学ぶことが、Web3エンジニアになる第一歩です。
以下のどちらか好きな方で十分です。

https://www.smartcontract.engineer/

NFTの実装など、実務に近い内容を題材に学べます。特におすすめです。

https://cryptozombies.io/jp/

UIがかわいらしく、ゾンビを生成するゲーム開発を通じてSolidityを学べます。


スマートコントラクトとdAppを作ろう

スマートコントラクト実装やdApp開発のチュートリアルが以下にまとめられています。
UNCHAIN BUIDLがおすすめです。

https://buidl.unchain.tech

複数のチェーンでの主要な各種Web3のプロジェクトを学習するための教材がのっています。
興味のあるプロジェクトからチャレンジしてみましょう。

https://docs.alchemy.com/docs/welcome-to-the-road-to-web3

これをステップ7まで完了できれば、Web3エンジニアとして実務に対応できるスキルが身についているはずです!
一部サンプルコードが古いライブラリバージョン前提になっているので、UNCHAIN BUIDLの方がおすすめですが、Alchemyのチュートリアルの内容も良質なので眺めてみると勉強になると思います。


学習ロードマップを見てみよう

よりWeb3の知識を得たいという方はroadmap.shで公開されている「Blockchain Developer」を参考にすることをおすすめします!

https://roadmap.sh/blockchain

知らない単語を調べるだけでも勉強になります。


Web3エンジニアと話してみよう

一人で勉強していると、概念の理解で詰まったり、学習方法に不安を感じたりすることがありますよね。
そんな時は、現役のWeb3エンジニアに話を聞いてみるのが一番です!

とはいえ、周りにWeb3エンジニアがいないという方も多いと思います。

そんな方に朗報です! Komlock勉強会 を開催します!

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