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Ghostty で IME の入力モードを Ctrl+Shift+J / Ctrl+Shift+; で切り替えられるようにしたい
背景
macOS には、IME の入力モード (より具体的にはひらがな入力と英字入力) を Ctrl+Shift+J
や Ctrl+Shift+;
で切り替えられる機能が標準の機能として備わっています。
私はいわゆる US 配列のキーボードを利用しており、IME の入力モードの切り替えを JIS 配列における「かな」「英数」キーによる切り替えと同様の操作、つまりは一つのキーのトグル操作ではない方法で行うためにこのキーバインドを利用しています。しかしこのキーバインドの Ghostty (v1.0.1) との相性が微妙でして、実際に入力モードの切替をしようとするとターミナルに 8;5u
や 06;6u
といった文字列が入力されてしまって困っていました。
解決方法
結論を述べると、コンフィグファイルに以下を追記することで解決します。
keybind = ctrl+shift+j=ignore
keybind = ctrl+shift+semicolon=ignore
補足: コンフィグファイルの配置場所
OS によって異なりますが、ドキュメントにあるように macOS の場合は既定だと $HOME/Library/Application\ Support/com.mitchellh.ghostty/config
に配置されるようです。ただ macOS でも XGD の configuration path をサポートしているようなので、 $HOME/.config/ghostty/config
に配置しても認識されるのかもしれません (未確認)。
Discussion