介護士からITエンジニアになるまでの話
はじめに
初めまして、DXエンジニアをしているippeiと申します。
いきなりですが、ブログを始めようとしたきっかけは、仕事で使った技術や面白いと思った話などを書き連ねて、アウトプットの練習も兼ねていいのではないかと思ったからです。
目的
この記事の目的として、30手前でも努力次第でITエンジニアになれることを証明し、今進路に悩んでる中途の人たちの参考になれればと思います。
ただ、話によっては主観的な意見がだいぶ入っている可能性もあるので、あくまで一意見として捉えていただけると幸いです。
※なるべくそうならないよう努力しますし、エビデンス取得も頑張ります笑
また世の中に介護というものも知ってほしい気持ちも強いので、そこら辺も正直に話ていくつもりです。
自己紹介
まず私は以下の経歴を持った社会人となります。
・福祉系4年制大学を卒業
・理数系は高校1年で終了※いまだに微分積分はわからないw
・卒業後、介護士として従事し役職などもいただいたことがあります。
・エンジニアを志すまで、プログラミング知識は映画かゲーム内でしか知らないです。(憧れはずっと ありました)
こんなエンジニアからかけ離れた経歴を持った私ですが、今はベンチャー企業でDXエンジニアになって ます。
エンジニアを志したきっかけ
エンジニアになろうと思ったのは、正直介護業界の待遇にあります。
千鳥風にいうと「安すぎなんじゃーー」
介護職当時手取り20万円越えは高収入という認識でしたw
介護業界では常識の話ですが、介護をやるにあたって、3Kを覚悟する必要があると出社初日に言われ ました。※3K(くさい、きたない、きつい)
ただ、当時の私はこう考えてました。
↓
私:下積みはそうかもしれないけど、現場の実力、経験、知識を積んで偉くなれば無縁になるでしょ!その時給料も上がるしいける!!大学も出てるし大丈夫でっしょ!
だから、まずしっかり仕事を覚えて職場に認めさせて、それから少しステップアップしよう!でも資格は取得しても、できなきゃ意味ないから今はいいや。
しばらく働き、職場から信頼も寄せられて役職をもらった頃に判明したことまとめになります。
・現場から施設長へのキャリアパスは実現不可能(国立大学か天下りが条件)
・現場から事務職に異動するのは実現が難しい(ゴマスリが多少なり必要)
・そもそも現場から脱却が難しい(いつだって人手が足りない)
・資格を取得しても現場からの脱却が難しい(給料もそこまで上がらない)
・ケアマネージャ資格取得条件が人生を捧げるレベル
※あくまで当時私個人の意見で、大分馬鹿正直に書いてあります。現在の介護職自体に対しての意見ではないです。
ここまで言っといてなんですが、介護職自体は素晴らしい仕事だと思ってますし、介護でしか学べなかったこともあったので後悔は全くしてません。むしろ私の人生を長い目で見ても必要な経験だと自負してます。人間性は間違いなく成長できたのは介護職で関わった人たちのおかげです。
でもやはり、生きていく上でお金は必要ですしやりがいだけではお腹や財布は膨れません。まして結婚なんて全く想像もできず、40,50代になった時に介護現場で働く自分を想像した時は不安を感じました。
年も29歳と30代手前で人生の転機とも感じていたので、もとより興味のあったITに目を向け、30歳を手前に本格的にITについて勉強を始めました。
やったこと
まずはじめに始めたこととして、Googleで「エンジニアとは」と検索しましたw
目的としては目指すものの正体をはっきりした方が今後の選択がしやすいかなと思いました。その時はこれが一番しんどい作業とも知らずに、、、
そもそも当時のエンジニアのイメージとして
・工場で機械を専門に扱う人
・IT関連のものを専門に扱う人
ぐらいしかなく、コードを記述する人は「プログラマー」と認識していたので、エンジニアには当てハマりませんでした。
そこで、分かったこととしてエンジニアには様々な職種があり、システムエンジニア、サーバーエンジニア、組み込みエンジニアとそれぞれに分類することができ、さらに・・・
いやだから、結局エンジニアって??と行き詰まりました。
調べれば調べるほどわからなくなり、迷宮入りした気分になり、ただプログラミングしたい気持ちが 強かった為「開発エンジニア」を目指すことにしました。
次にやったことして、プログラミングの勉強を始めました。こちらの目的として、私自身に適性がないと意味がないと思っていましたし、いざ業界に踏み入れて拒否反応が出たら採用いただいた企業にも自分の人生にも無責任と思った為です。
以下のサイトをメインに学習し、他に個人のエンジニアの方が開く勉強会に出て意見やわからないことを聞いて知識の補完を行ってました。
・Progate
・Paiza
個人的にはガチの初心者ならProgateから始めた方が、基礎を固めつつ壁を感じずにできるかなと思います。
Paizaも学習意欲を上げるために様々なコンテンツを提供しているので、楽しく学べると思います。
介護からITへ転身するまで、一年間と毎日少しずつ行いましたが一番楽しかったです。コード言語を知ることもそうですが、書いたコードが動いて結果を出力する過程がたまらなくテンションが上がりました!!
※内容としてはHello Workdを表示させたり、IF文を書いたりするだけでしたがw
エラーも出しましたが、解決するために様々な記事を読む時もエンジニアっぽいかもと思い、テンションは上がりました。解決した時の快感は相当なものと記憶してます。
他にやったこととして、適正確認の意味も含めインフラ知識や資格勉強も行いました。
全て独学にやったことなので、素人レベルで止まってましたがそれでも今の基盤はここでできた気がします。
その後
一年勉強の日々を過ごしたのち、適正は大丈夫と思いIT業界に踏み入れ、エンジニアとしてのデビューを果たします。
・1社目「アウトソーソング事業会社」
ここではJavaを本格的に学びシステムエンジニアとしてデビュー!ただやったこととしてヘルプデスと開発とは程遠いことでした。
個人で取り組んだこととして、業務自動化や効率化を図るためGASやPythonを使って業務提案し、チームや個人で取り組みました。
・2社目「派遣事業会社」
ここでクラウドサービス「AWS」について本格的に学び、資格も以下のものを取得しました。取得期間はどれも2週間になります。
・AWS Certified Cloud Practitioner
・AWS Certified Solutions Architect - Associate
・AWS Certified Developer - Associate
・AWS Certified DevOps Engineer - Professional
実績としてAWSを使って生成AIを開発、実装し社内ナレッジーとパッケージ元を提供しました。
・3社目「ベンチャー企業」←イマココ
ここでは社内外DX推進を行い、様々なシステムをクラウド化やロボット化を図ってます。
最後に
私のエンジニアライフは現時点こんな感じです。
もちろんこれが最適解ではないし、全ての方に当てはまるものでもないと思ってます。ただ、こんな全く知識のない人でもここまで来られ、人生はやり直しは効くものだと言いたいです。
覚悟は必要ですが、私はIT業界・エンジニアになって良かったと思ってます。今は毎日が楽しいし、将来も結構明るいです。
今の夢はAWSやRPAなどについて学び、もっと知見を広めて技術力を高めたいです。そしていつの日か夢のあの大企業に入って、さらにアウトプットや技術について交流のできるエンジニアになりたいと思います。
※AWS資格全冠も目指してます!
ここまで読んでいただきありがとうございます。もしこれ読んで少しでも勇気や将来について考えて、行動してくれたら私にとってこれ以上嬉しいことはないと思います。
また会う日まで!
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