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WSLのインストール方法

2024/11/01に公開

本記事について

この記事では,WindowsでLinuxを使用するために,WSLをインストールする方法を記載します.

WSLとは

WSL(Windows Subsystem for Linux)とは,Windows上でLinuxの実行環境を構築するサブシステムです.
WSLでは様々なLinuxディストリビューションを利用することが可能ですが,本記事ではUbuntuを用いた場合を記載します.

インストール手順

「Windows Powershell」を使ってWSLをインストールする手順について解説します.
まず,Windows Powershellを管理者として実行を指定して,起動します.
ここで,以下のコマンドを実行します

wsl --install

このコマンドを実行することで,WSLがインストールされWSL機能とLinux仮想マシンの設定が有効になります.ここで,設定内容をPCに反映させるためPCの再起動を行います.

再起動が完了したら再びWindows Powershellを開き,仮想マシンを作るためのコマンドを実行します.
ここでは,前述の通りWSL機能有効時にデフォルトとしてインストールされているUbuntuを使用します.
以下のコマンドを入力してください.

wsl --install -d ubuntu

このコマンドが実行されると,途中でユーザー名とパスワードの入力が必要になります.これらは今後作業する際にたびたび入力を求められるのでしっかり記録しておきましょう.

コマンドの実行が完了すると,以下のような形式でプロンプトが表示されます.
(<User Nama>,<PC Name>はそれぞれの環境ごとに異なります)

<User Name>@<PC Name>:~$

これでUbuntu仮想マシンの作成が完了し,ターミナルにログインが出来ました.
ターミナルを終了させる場合はexit,再度ターミナルを起動する場合はWindows Powershellからubuntuを実行することで起動が可能です.

おわりに

WSLのインストール方法について解説しました.Linuxは様々な場面で活用されているOSであり,プログラミング学習などでも環境構築が必要なことがあるかもしれません.
この記事がお役に立てば幸いです.

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