DockerでVue CLI、Vue.jsの開発環境を作成
DockerとVue CLIでVue.jsの開発環境を作成する方法
DockerとVue CLIを組み合わせてVue.jsの開発環境を作成する手順は以下の通りです。
1.Dockerのインストール
まずはDockerをインストールしてください。以下のサイトからダウンロードしてインストールしてください。
2.Dockerfileの作成
次に、Vue.jsの開発環境を構築するためのDockerfileを作成します。Dockerfileは、Dockerイメージをビルドするための設定ファイルです。
以下は、Vue.jsの開発環境を構築するためのDockerfileの例です。
# Node.jsの公式イメージをベースにする
FROM node:14-alpine
# 必要なパッケージのインストール
RUN apk add --no-cache git
# Vue CLIのインストール
RUN npm install -g @vue/cli
# 作業ディレクトリの設定
WORKDIR /app
# ホストのpackage.jsonをコンテナにコピー
COPY package*.json ./
# 依存パッケージのインストール
RUN npm install
# ソースコードのコピー
COPY . .
# ポートの設定
EXPOSE 8080
# 開発サーバの起動
CMD ["npm", "run", "serve"]
このDockerfileでは、以下の処理を行っています。
- Node.jsの公式イメージをベースにする
- 必要なパッケージ(git)のインストール
- Vue CLIのインストール
- 作業ディレクトリの設定
- ホストのpackage.jsonをコンテナにコピーして依存パッケージをインストール
- ソースコードのコピー
- ポートの設定
- 開発サーバの起動
3.Dockerイメージのビルド
Dockerfileを作成したら、以下のコマンドを実行してDockerイメージをビルドします。
docker build -t my-vue-app .
このコマンドでは、Dockerイメージのタグ名を my-vue-app としています。また、イメージのビルドには現在のディレクトリにあるDockerfileを使用します。
4.Dockerコンテナの起動
Dockerイメージのビルドが完了したら、以下のコマンドを実行してDockerコンテナを起動します。
docker run -it --rm -p 8080:8080 -v ${PWD}:/app my-vue-app
このコマンドでは、Dockerコンテナをインタラクティブモードで起動しています。また、ホストのカレントディレクトリをDockerコンテナの /app ディレクトリにマウントしています。
5.Vueプロジェクトの作成
Dockerコンテナを起動したら、以下のコマンドを実行してVueプロジェクトを作成します。
vue create .
このコマンドでは、現在のディレクトリにVueプロジェクトを作成します。
6.開発サーバの起動
Vueプロジェクトが作成できたら、以下のコマンドを実行して開発サーバを起動します。
このコマンドでは、Vue CLIが提供する開発サーバを起動しています。
Discussion