【初心者向け】GitHub Issue でタスク管理してみよう!
この記事の対象者
- GitHubを触り始めたくらいの人
- ゆる〜くチームでのタスク管理ツールを探している人
前提
- GitHubのアカウントを作成済み
- 複数人でアクセスできるGitHubのレポジトリを作成済み
概要
エンジニアがよくチームでコード管理をする際に使用するサイトとして、GitHubがあります。
このGitHub、実はタスク・問題管理を行うための便利機能があったりします。
それが GitHub Issue です!
Issue(問題)というだけあって、問題ひとつひとつをスレッド化することができます。
スレッド形式で一覧化することで、今どんなタスクが溜まっているのか、誰がどれを担当しているのかが一目瞭然になります。
Issue 一覧を見よう!
レポジトリにアクセスすると、以下のような画面が出てくると思います。
アクセスできたら、上部にあるの Issue タブをクリックしてください!
画面の各部品は以下の通りです。
ラベルや担当者も設定できるほか、ソートや絞り込み表示も容易です。
Issue を作ってみよう
① 「New issue」をクリック
② 中身をごりごり記述
担当者・ラベルの設定は歯車ボタンなのでお気をつけを!!
チェックボックス(- [ ]
)は、Issueで達成率が表示されるのでおすすめです。
内容はMarkdownで記述していきます。
③ 最後に「Submit new issue」で Issue を投稿!
Issue でやりとりしてみよう!
せっかく作った Issue なので、いざチームでやり取りしてみましょう。
A. コメントを書く場合…
Issueをクリックして中に移動したら、最下部からコメントができます。
スレッド形式でどんどん連なっていくので、チャットのように使えます。
コメントにも Markdown が使用できるので、慣れれば他のチャットツールより毎回のメッセージをわかりやすくまとめることができるのも利点です。
B. Issue を完了する場合…
Closeボタン で Issue を完了できます。
完了したIssueは、Issue一覧ページのClosedタブから振り返ることができます。
C. ラベルや担当者を変更する場合…
歯車マークから追加・変更・削除ができます。
さらに使いこなしたいあなたへ!
ラベルを追加したい場合
ラベルは自分で好きに設定できます。
ラベル管理画面では、ラベルを追加・編集したりできる他、色などを変更することもできます。
秘技・マイルストーン
実は Issue には「Milestone」という機能があります。
以下のように,複数の issue の親元を作ることができます。この親元のことを「Milestone」といいます。
マイルストーンページは、以下のボタンからアクセスします。
ここでは、一覧を見たり、現状の達成率を確認できます。
また、右上のボタンからmilestoneを作成することができます。
Milestoneの作成画面はこんな感じです。
Issue を milestone に紐づける場合は、Issue の milestone ボタンから行うことができます。
最後に
GitHub Issue を使って、プロジェクトに存在する問題や残りのタスクを可視化することができます。
チーム開発を進めていく場合、管理者がタスクを管理するために主体となってIssueを作成してメンバーにアサインするもよし、問題を見つけた人がどんどんIssueを発行していき、適任者が対応するもよしです。
また、ここでは説明できていませんが、Pull Request と紐付けたり、Issue のテンプレートをあらかじめ作成しておくことなども可能です。
チーム開発を効率よく楽しく進められることを願っています!
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