Difyアプリ作成メモ①: 簡単なチャットボット

Difyを使って簡単なチャットボットを作成しました
この投稿は作成過程やエラーをメモしたものです
※間違いや説明不足があるかもしれませんので、ご注意ください
使用ツール:Dify SaaS版 / v1.0.0 / PRO(微課金プラン)
使用端末:Surface
OS:Win10 home
GPU:なし泣

Difyのワークフローを使って作成します
見やすく、フローがわかりやすいですね

「開始」ノード
ここで入力時の変数設定ができます
開始ノードで、ユーザーが入力するチャットの変数"prompt"を作成
入力フィールドは短文、段落、画像など様々なものを選べるみたいです

「LLM」ノード
・モデル:LLMのモデルを選べます(私が使ったのは、Gemini1.5 Flash)
・コンテキスト:RAGなどで知識をインポートできるみたい
・SYSTEM:LLMへのハイレベルな指示(ここでは、あなたは優秀な回答者ですと指示)
・USER:具体的な指示(ここでは、プロンプトに100字以内に回答するように指示)
USER指示内に、「開始」ノードで設定したprompt変数を埋め込む

「LLM」ノード単一でのプロンプト入力→出力のテスト実行もできます
処理時間や消費トークン数も算出されます

エラーハンドリングも可能です(ここでは、何かしらのエラーが出たら「わかりません」と返すように設定)

開発者向けのGemini APIを使いました
無料枠もあり、従量課金の中では良心的なお値段なので使いやすそう
何より、自分のGoogleアカウントですいすいAPI Keyを取得できるので手軽

Geminiはシステムプロンプトだけだとエラーが出ます......
「USERプロンプトも入れてね」とのこと
ほかのLLMモデルも同じ仕様なのかは未検証

「終了」ノード
最終的に何を出力してほしいか?というもの
今回はプロンプト・回答両方を出力するように設定

通しでテストしてみましょう!
「日本の首都はどこですか」と入力します

無事回答が返ってきました

各ノードの実行結果や処理時間もGUI上で閲覧できます