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bash設定ファイル
.bash_profile
bashはログインシェルとして起動すると「/etc/profile」-->「~/.bash_profile」-->「~/.bash_login」-->「~/.profile」の順番にログイン時に読み込みます。
「/etc/profile」で全てのユーザーに共通する設定することができます。
以下のコマンドを実行し、.bash_profileを作成してみます。ここではプロンプトの表示を
ユーザー名@TEST_SERVER 現在のディレクトリとします。
echo 'export PS1="[\u@TEST_SERVER \w]$"' > .bash_profile
対象ユーザーにログインし直した時、プロンプトの表示が変わっています。
.bashrc
bashは非ログインシェルとして起動した場合、「~/.bashrc」を読み込みます。非ログインシェルはコマンドラインから別のシェルを起動した場合などに起動するシェルを指します。
今回は「~/.bashrc」にJAVA_HOMEの環境変数を設定する記述をします。
.bashrcの最終行にJAVA_HOMEを記載
echo "export JAVA_HOME=/bin/java" >> .bashrc
新しくbashを起動
bash
環境変数にJAVA_HOMEが設定されているか確認
env | grep JAVA
.bashrcに記載したJAVA_HOMEの設定が反映されていないことがあります。
これはログイン時に読み込まれる「.bash_profile」に「.bashrc」を読み込む処理が記載されていないことが原因です。以下の記述を追加します。
if [ -f ~/.bashrc ]; then
. ~/.bashrc
fi
「.bash_profile」に「.bashrc」を読み込む処理を記載後、JAVA_HOMEが設定されていることを確認できました。
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