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スクラム開発が楽しい理由
スクラム開発とは
スクラム開発とはアジャイル開発の手法の一つです。スプリントという一定の期間に区切って、スクラムイベントと呼ばれる会議を回して運営していく開発手法です。
スクラム開発に正解はありません。本記事では、私たちのプロジェクトで実際にどのようにスクラムを回しているか、という体験に基づいて話します。
スクラム開発の特徴
- プロダクトオーナー、スクラムマスター、開発チームという3つの役割で構成されたチーム
- スプリント期間を決め、そのタイムボックス内で達成可能な成果物を開発
- 1スプリント内では以下のスクラムイベントを繰り返します:
- プランニング...タスク分解してスプリントバックログを作成します
- デイリースクラム...毎日、プロジェクトの進行状況を確認します
- スプリントレビュー...スプリントで開発した成果物をステークホルダーにレビューしてもらいます
- レトロスペクティブ...スプリントのふりかえりを行います
スクラムイベントを繰り返すことで、開発経験を知恵に変え、プロジェクトを改善していきます。
スクラム開発が楽しいと感じる瞬間
開発者として主体的に働ける
- プランニングやレトロスペクティブといった会議でタスクやチーム改善を全員で合意形成しながら進めるため、納得感を持って仕事ができます
- プロダクトオーナーやスクラムマスターがタスクをアサインや管理するのではなく、開発者が自らやりたいタスクを選び、自己管理して責任を持って完遂します
チームとして積極的にメンバーのスキルを上げる努力をする
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ペア・プログラミングやモブ・プログラミングでスキルを伝授し合う文化
- 個人ワークよりもコミュニケーションを推奨している開発文化であるためペアプロやモブプロで先輩と意見を交換しながら実装を進められ、スキルアップの速度が速いです
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新しい技術を導入する際にはキャッチアップ期間を設ける
- チームで初めて使う技術がある場合は、事前に学習する時間を確保して、スムーズに開発できるよう準備します
メンバーは心理的安全性が確保されている
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会議では相手を否定しない
- 「相手を否定しない」「相手のアイディアを否定しない」「自分の考えとして意見を言う」というマナーが大事とされており、自由に意見が言える雰囲気づくりをしています
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個人を責めず、チームで課題を解決していく
- 障害やミスが発生してもチーム全体で「どうやったら乗り越えられるか?」を考えるため、個人に過度な緊張やプレッシャーがかからず、結果としてミスが減り、生産性が向上します
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メンバーがお互いに良い点を褒め合う文化がある
- レトロスペクティブでは、メンバーがお互いに良い点を褒め合う文化があり、これがモチベーション向上につながっていると思います
まとめ
スクラム開発は楽しいので、もう従来の開発には戻れないと感じています(笑)
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