EC2 (Windows) で Stable Diffusion Web UI を使ってみる
Stable Diffusion Web-UI を EC2 (Windows環境) で動かすための備忘録です
インスタンスの起動
- [インスタンス] -> [インスタンスを起動]
- インスタンスに適当な名前をつけます
AMI の選択
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[その他の AMI を閲覧する] を押す
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Windows NVIDIA Tesla
と入力し、表示された AMI を選びます
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[料金] タブから、時間ごとの料金を確認します
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今回は g4dn.xlarge で動作させるので $0.894 per hour ですね
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インスタンスタイプ:
g4dn.xlarge
を選びます -
キーペアは既存のものがない場合は、[新しいキーペアの作成] から作成してください
その他の設定
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VPC とサブネットを選択します。サブネットはパブリックサブネットを選択してください
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[セキュリティーグループを作成する] を選びます
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セキュリティグループ名と、説明を入力します
インスタンスを起動
- ローカルの端末からリモートデスクトップで接続するため、ソースタイプは[自分のIP]にする
- 設定できたらページ下部の [インスタンスを起動] を押す
インスタンスに接続する
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ステータスチェックが完了したら [接続] を押す
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[RDP クライアント]タブを選ぶ
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[パスワードを取得] を押す
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[プライベートキーファイルのアップロード] を押して、EC2 起動時に指定した pem ファイルをアップロードする
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[パスワードを複合化] を押す
-
元の画面に戻ると、パスワードが複合化されているので、それを控えておく
リモートデスクトップで EC2 に接続する
- [リモートデスクトップファイルのダウンロード] をしておきましょう
ダウンロードしたリモートデスクトップファイルを開き、先ほど取得した Password を入力して [Continue] を押します。(私は Mac を使っていますが、Windows でも同様にパスワードを入力し、接続してください)
IE の設定
以下のクラスメソッドさんの記事を参考に、IE から信頼済みサイト以外にアクセスできるようにしておきましょう。
EC2のWindowsのIEから信頼済みサイト以外にアクセスする方法 | DevelopersIO
Python のインストール
Python をインストールします。
推奨は Python 3.10.6
です。
インストール時に Add Python 3.10 to PATH
にチェックを入れることに注意してください。
Git のインストール
Git も最新版のインストーラーをDLし、インストールしましょう。
AUTOMATIC1111 (stable-diffusion-webui) のインストール
準備ができたところで、コマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドで stable-diffusion-webui をダウンロードします。
git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git
以下のような表示が出れば OK です。
stable-diffusion-webui の起動
ダウンロードしたフォルダを開き webui-user.bat
をダブルクリックしましょう。
コマンドプロンプトが起動し、必要なライブラリ等のインストールが始まります。
以下のように Running on local URL
が表示されたら起動完了です。
ブラウザから表示された URL にアクセスしましょう。
起動確認
以下のような画面が表示されれば OK です!
おわりに
検証が終わったら EC2 インスタンスを停止することを忘れずに!
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