シェルのfishをEnvaderで学んだら、フォントの配色にハマった話
どうも、kobakichiです。
今回はEnvader
を利用して、たくさんあるシェルの中でもfish
というユーザーフレンドリーなシェルについて実践しながら学びました。
その個人的な振り返りとまとめです。
Envader
とはなんぞや?という方のためにリンクを貼っておきますので、参考にどうぞ。
Envader
を簡単に説明すると、Linux環境を環境構築をしないで簡単に体験する事ができて、たくさんのコマンドなどが自由に実行できるオンライン学習サービスです。
参考にさせていただいた記事一覧
set_color - set the terminal color
Synopsis
fishは面白い
個人的な感想ですが、fish
というシェルは面白いです。
インストールしてシェルを起動するだけで、シンタックスハイライトが適用されたりして、テンションが上がります。
そんなに詳しいわけでもない私でも、楽しくてどんな設定をするとどうなるのか?が気になり出して、時間を溶かしてしまいました。
使用する方はご注意を。。。。
この記事の構成
この記事で分かること
-
fish
について -
fish
のインストール方法 -
fish
でのフォントカラーの変更方法
fish(Friendly Interactive Shell)とは
簡単に説明すると、
- ユーザーフレンドリーで見た目や使い勝手が良い
- POSIX非互換のため、fishで書いたシェルスリプトは動かない
- カスタマイズ性があるため、カスタマイズ好きな人にはたまらない要素がある。
私は上記の3点があるのではないかと感じました。
特に注意したい点としては、2番目のPOSIX非互換なので、fish
で書いたシェルスクリプトはbash
など他のシェルでは動かない。と言った点です。
実際にはbash
やzsh
を使う事が大半だと思うので、fish
を使用する機会があった場合には注意したいと思います。
fish(Friendly Interactive Shell)のインストール
まず、インストールするパッケージ一覧を更新するため、以下のコマンドで更新しましょう。
sudo apt update
次に、以下のコマンドでfish
をインストール。
sudo apt install fish
これだと途中で質問に答えないといけない場面があるので、-y
オプションをつけるとスムーズにインストールできます。
sudo apt install fish -y
fishにシェルを切り替える
fish
のインストールは完了したので、次はシェルをfish
に切り替えます。
envader@172-19-1-2:~$ fish
envader@172-19-1-2 ~>
プロンプトの部分が>
に変更されたので、シェルが切り替わっていますね。
echo $0
コマンドでシェルの確認をしたかったのですが、なぜかできなかったので以下のコマンドにてシェルの確認を実施しました。
envader@172-19-1-2 ~> ps -p $$
$$ is not the pid. In fish, please use %self.
fish: ps -p $$
fishでのフォントカラーの変更
シェルをfish
に変更した時点で、シンタックスハイライトが有効になり、オートサジェスト機能も働いて入力している内容の候補が表示されるようになります。
ここのエディタでは表現できないみたいなので、気になる方は実際にインストールしてやってみてください。
そのシンタックスハイライトの配色が若干見にくい場合もあるため、私は変更して使用しました。
配色名が載っているサイト
set_color - set the terminal color
Synopsis
設定方法
シンタックスハイライトの設定方法
実際にコマンドの紹介をしておきます。
envader@172-19-1-2 ~> set fish_color_error bryellow
このコマンドを叩くと、入力している途中のフォントカラーを設定できます。
set fish_color_error
の後に半角スペースを入れてから色を指定します。
上記のリンクにも貼っておきましたが、そこで紹介されている配色は
black, red, green, yellow, blue, magenta, cyan, white
brblack, brred, brgreen, bryellow, brblue, brmagenta, brcyan, brwhite
こちらでした。
もっと設定できるのかもしれませんが、とりあえずこのバリエーションでも十分かと。。
今回紹介したのは入力している途中のフォントカラーでしたが、他にもサジェスト時の配色を変えたりとか色々できますので、上記のリンクを参考にご自分で設定してみると楽しいと思います。
ぜひ一度fish
を入れて、色々と試してみてください。
今回使用したシナリオ
こちらのリンクで実際に試してみるのもアリだと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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