AWS BuilderCardsの対戦方法について
この記事では、AWS BuilderCardsを使った対戦の流れをご紹介いたします。
AWS BuilderCardsとは
AWSサービスを組み合わせることで、AWSサービスの理解を深めたり、アーキテクチャが学べたりする、楽しくて教育的なトレーディングカードデッキ構築ゲームです。
対戦方法は、主に個人プレイと協力プレイがあり、協力プレイは、追加のカードが必要となります。
今回は、個人プレイについてご紹介いたします。
対戦の前に
- スターターカード
- オンプレミスの絵が記載されたカード、初回の10枚のデッキ
- 右中央に記載されている数字は、黒がTCOクレジット、オレンジがAWSクレジット
- スターターカードは、黒のTCOクレジットしかない。
- ビルダーカード
- ビルダーカードはAWSサービスが記載されている。
- Buy時にマーケットプレイスから購入することができる。(初回の2ターンは無条件でもらえる。左上の数字が黒のみ)
- 手札からマーケットプレイス購入時に、黒:TCOクレジット、オレンジ:AWSクレジットが使用できる。
- ビルド時に記載されているカードの効果が使える。
項目 | 説明 |
---|---|
コスト | マーケットプレイスからこのカードを購入する際に使用するクレジット数。黒:TCOクレジット、オレンジ:AWSクレジットを表します。 |
サービスカテゴリ | AWSサービスのカテゴリ。このカテゴリによって効果が発動するビルダーカードがあります。 |
サービスアイコン | AWSサービスのアイコン |
TCO、AWSクレジット | 手札からマーケットプレイス上のビルダーカードを購入する際に、使用するクレジット数。 黒:TCOクレジット、オレンジ:AWSクレジットを表します。また、効果により購入が複数できる場合は、TCOクレジット、AWSクレジットの両方を使用できます。 |
効果 | ビルダーカードの効果になります。 単体で効果が発動するもの組み合わせて発動するものなどがあります。 |
QRコード | このカードのAWSサービスについて学べます。 |
- AWS Well-Architectedカード
- このカードの中央に記載されているポイントを一番多く集めたプレイヤーが勝利する。
- このカードは、Buy時に購入することができ、左上のオレンジのAWSクレジットを使用することで購入可能。
対戦の流れ
- スターターカード10枚を各プレーヤーに配る。(プレイヤーは好きな色を選択する。2〜4名で対戦できます。)
- 最初の2ターンは、マーケットプレイスと呼ばれる中央に並べられたビルダーカード(左上が黒のみ)を無条件で取得できる。時計回りで順にマーケットプレイスから選び、最後まで行ったら反時計回りで元に戻る。(順番はAWSの資格が少ない人が優先らしいですが、おまかせしますw)
3. ビルダーカード2枚が加わりデッキの枚数が12枚となります。12枚のカードをシャッフルし山札として配置します。その後、山札の上から5枚カードを引き手札とします。ここまで揃ってようやくバトル開始です!
4. 各プレーヤー毎にフェーズ1、フェーズ2、ターン終了を順番に進めます。
5. フェーズ1:Buildでは、自分の手札にあるビルダーカードを組み合わせて、効果を発動させます。(最初の数ターンは、組み合わせできなく発動できない可能性が高いです。また、効果の発動条件などが分からなければ、周りの人に相談してもOKです。SAP持っている人が優しく教えてくれるはずです。)
-
フェーズ2:Buyでは、手札にあるスターターカードまたは、ビルダーカードの黒:TCOクレジット、オレンジ:AWSクレジットを使用して、中央にあるマーケットプレイスからビルダーカードを購入することができます。手札にあるTCOクレジット、AWSクレジットについては、同じクレジットの種類であれば合算することができます。
なお、Buyでは、ビルダーカード以外にも中央にある、AWS Well-Architectedカードを購入できます。
- TCOクレジット数:6
- AWSクレジット数:1
- 効果:なし
- ターン終了では、購入したビルダーカードと手札をすべて捨て札に置き、山札の上から5枚のカードを引き手札とします。次のプレーヤーに順番が進み、5-7の手順を繰り返します。
- ゲーム終了、最後のAWS Well-Architectedカードを購入した場合、その時点でゲームは終了します。各プレーヤーが保有しているAWS Well-Architectedカードのポイントを合計して最もポイントを獲得しているプレーヤーの勝利となります。
より詳しく知りたい方は
- 公式の動画
- 公式のドキュメント
- 参考になるサイト(もっと詳しく解説されてます。)
最後に
何度かプレーしてみましたが、AWSサービスを理解したりコミュニーケーションを取ったりする際にすごく便利なカードゲームだと思いました。
AWSを全く知らない方と対戦したところ、効果発動の条件などは分からないため、ディスカッションしながらプレーすることができ、普段AWSを触らないポジションの方と会話しながらゲームを進めることができたのでとてもよいきっかけになりました。(普段は、ポケカやってますがw)
あと、ビルダーカードが手札に4枚ぐらいあると、効果が発動せずともAWS Well-Architectedカード買えてしまうので、ゲームバランスを考えると仕方ないのかなと思うところがありますが、若干モヤッとします。(このあたりは、AWSを熟知されているという前提であれば、対戦条件を付けても良いのかなと思いました。3ポイントのAWS Well-Architectedカードを購入する際には、効果を発動させなければならないみたいな。。)
昨年の動画を見ると、今年とはルールも変更になったりしているので、今後改正などもあるのかなと思いました。以上。みんなで強くなろう!
対戦風景
会社の方々と対戦してみました。(説明が下手すぎて申し訳ない。しかもポケカでの説明になってますw)
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