😺

Google AI StudioでCloud Runにアプリをデプロイする

に公開

Google AI Studioを使ってみた。
どちらかというとデプロイがメインです。

使用するもの

  • Google Accont
  • Google AI Studio (無料)
  • Google Cloud *Cloud RunでGoogle Cloudにデプロイする場合

Google AI Studioで生成したコンテンツの使用について

まず、生成したコンテンツ自体は生成した人の責任のもとに使用や公開も可能です。

https://ai.google.dev/gemini-api/terms#use-generated

当社のサービスの一部では、オリジナルのコンテンツを生成することができます。Googleはそのコンテンツの所有権を主張しません。あなたは、Googleが他の人のために同じまたは類似のコンテンツを生成する可能性があり、当社がそうするすべての権利を留保することを認めます。
API規約で要求されているように、生成されたコンテンツを使用する際は適用法を遵守します。API呼び出しの一部として返された場合、ユーザーに帰属を提供する必要がある場合があります。コードを含む生成されたコンテンツに頼る前に、慎重に行動してください。生成されたコンテンツの使用、および共有する人によるそのコンテンツの使用については、お客様に責任を負います。

Googl AI Studioでアプリケーションを作る

思いつくままにプロンプトを入れる。

prompt)
癒されるポモドーロタイマーを作って

Gemini)
はい、癒やしのポモドーロタイマーですね!提供いただいたファイル構成から、まさにそのようなアプリが構築されているようです。
このアプリは、ポモドーロテクニックに基づいた作業セッションと休憩セッションの切り替え機能に加え、特に休憩時間中にGemini APIを利用して心を落ち着かせるメッセージを表示する機能が「癒やし」の要素を担っています。各モード(作業、短い休憩、長い休憩)で色が変わるUIも、視覚的に状態を分かりやすくし、心地よさを提供する工夫かと思います。
現状のアプリで、何か変更したい点や追加したい機能はございますか?例えば、リラックスできる背景音の種類を増やしたり、メッセージのテーマを選べるようにしたり等、ご要望があればお気軽にお申し付けください。

(中略)

デプロイが目的だったのに、なんだかんだ拘ってしまいましたが、砂時計が連動して落ちるタイマーの作成が完了しました。

デプロイの前にいくつか便利な機能があったので、色々押してみました。

  • view diff
    コード差分のチェックが可能

  • Restore checkpoint
    特定の時点のアプリに戻すことができる

  • Save
    Google DriveにSave

  • Copy this app
    Google Dribeにコピーを作成する

  • Download
    ダウンロード zipファイルでローカルに落とせる

  • Cloud Runにデプロイ
    Cloud Runにデプロイして、インターネットにアプリケーションを公開できます。

Cloud Runにデプロイ

Cloud RunはGoogle Cloudのサービスなので、デプロイにはGoogle Cloudアカウントを有効化が必要です。

"Cloud Runにデプロイ"というロケットのボタンからアプリのデプロイができます。

デプロイ時にプロジェクトと紐付けが必要なようなので、事前にプロジェクトを作っておきます。名付けだけでOKです。ここでは "My Project Timer"と設定
https://console.cloud.google.com/projectcreate

再度 "Cloud Runにデプロイ"を実行してみたところ、プロジェクト名を選択できましたが、"Set up billing"で請求情報の設定が必要とのこと。

元々スマートフォンで使用しているアカウントだったので、クレジットカードや住所などの登録はされていたので、そのまま請求情報を設定。これが、Google Cloudのアクティベートになっていて、Google Cloudを使用可能にした後にCloud Runへデプロイが可能となります。

再度 Cloud Runを選ぶと Deployが選択可能となっていたので、Deployを実施し、無事完了

しばらく待つと、App URLが表示されて、インターネットからアクセス可能となりました。

Cloud Runってなんだ

デプロイした後にCloudRunについて確認

https://cloud.google.com/run/docs/overview/what-is-cloud-run?hl=ja

Cloud Run は、Google のスケーラブルなインフラストラクチャ上でコンテナを直接実行できるマネージド コンピューティング プラットフォームです。

https://cloud.google.com/run/docs/overview/what-is-cloud-run?hl=ja#packaged

サービスやジョブを Cloud Run にデプロイできるようにするには、コンテナ イメージにパッケージ化する必要があります。

Google Cloud の諸々の制限はこちらを参照

https://cloud.google.com/run/quotas?hl=ja

Google Cloud上でデプロイしたアプリを見てみるとメトリクスなども表示されてます。
us-westリージョンにデプロイされちゃったけど、これがデフォルトなのかも

課金について

Cloud Runについては、無料枠があるので、基本的に無料で利用できそう。
https://cloud.google.com/run/pricing

月あたり2,000,000リクエストまで無料
180,000 vCPU秒/月、360,000 GiB-秒/月まで無料

アプリケーションがGeminiAPIにアクセスしてテキスト生成などをしていた場合は、
都度Gemini APIへのアクセスが発生するため、CloudRunの分とは別にGemini APIの利用料金も発生する点は注意ですね。

https://ai.google.dev/gemini-api/docs/billing?hl=ja

おわりに

Google AI Studioからそのままデプロイできるのは非常に便利です。
ただ、画像や音楽の追加方法がちょっとわからなかった。

Goodle Driveに保存はされますが、ディレクトリではないので、直接ファイルの追加もできなさそうです。

他にも画像、動画、音楽生成もできるとのことで、Google AI Studio自体をもっと使ってみたいと思いました。

Discussion