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SRE Kaigi 2025 協賛レポート

2025/01/31に公開

こんにちは、Engineer Enablerを担当している三木です。
ナレッジワークにおける技術ブランディング活動全般を担当しています。

2025年1月26日(日)に中野セントラルパークカンファレンスにて開催された「SRE Kaigi 2025」に、ナレッジワークはダイアモンドスポンサーとして協賛しました。

https://2025.srekaigi.net/

本イベントは、SREに関する情報共有と参加者の交流をテーマに企画された技術カンファレンスであり、オフライン・オンラインのハイブリッド形式で実施されました。会場では、SREやその手法に関心を持つ多くのエンジニアが知見を共有し合い、直接交流する貴重な機会となりました。

以下、当日の会場の写真とセッション資料を中心に、当日の雰囲気をお伝えします。

SRE Kaigi 2025 協賛の背景

SRE(Site Reliability Engineering)は、システムの信頼性、可用性、スケーラビリティを維持しながら運用の効率化を図るエンジニアリング手法です。運用業務にソフトウェアエンジニアリングのプラクティスを取り入れることで、サービスレベル目標(SLO)の達成や障害対応をよりスムーズに行い、組織全体の生産性と信頼性を同時に高めることを目指しています。

ナレッジワークでは、Platform & SRE Groupという専門組織が存在し、各プロダクト開発チームが信頼性の高いプロダクトを効率よく開発できる基盤づくりを行っています。

このカンファレンスでは、これまでに挑戦してきたSREに関する取り組みや具体事例を共有し、参加者の皆様にとって役立つ知見をお届けしたいと考えました。またこうした事例を通じて、私たちの組織やプロダクトに興味を持っていただけるきっかけとなれば、という思いから今回の協賛を決定しました。

セッション 「2週に1度のビッグバンリリースをデイリーリリース化するまでの苦悩 ~急成長するスタートアップのリアルな裏側~」 樋口直人(mado)

ナレッジワークのSREについて語るセッションとして、「2週に1度のビッグバンリリースをデイリーリリース化するまでの苦悩 ~急成長するスタートアップのリアルな裏側~」というタイトルで、一人目SREの樋口直人(@mado)が登壇しました。ビッグバンリリースを解体して高頻度リリース化を目指して取り組んだ経緯や苦労ポイントについてお話しさせていただきました。セッションの詳細は資料をご覧ください。

会場はオーディエンスの方で満員で、真剣に耳を傾ける姿が印象的でした。またセッション終了後にはmadoがブースに移動し、ASK THE SPEAKERを行いました。多くの方から具体的な質問をいただくなど活気のある交流が行われました。



SNSでもたくさんの嬉しいリアクションをいただきました(以下はその一部)。本当にありがとうございます!
https://x.com/cass7ius/status/1883411842808307976
https://x.com/suda_sudame/status/1883412201069027477
https://x.com/yoshitake945/status/1883413440557183330

スポンサーブースの模様

スポンサーブースでは、スタッフから弊社の主要プロダクトである「ナレッジワーク」の特徴をデモを交えながら解説するなど、実際のプロダクト機能を体験していただきました。来場者のみなさまとの交流では、積極的に質問や意見交換が行われ、プロダクトの機能設計に関心を示していただく場面が多く見られました。


コーヒードリップバッグ

今回はSRE Kaigiへの出展に際し、単に社名やロゴ入りのノベルティを用意するのではなく、ブースにお越しいただいたSREの皆様に「クスッ」と笑っていただける、喜んでいただけるノベルティを提供したいと考えました。そこで、コーヒードリップバッグに以下のコードを印刷して配布するアイデアを思いつきました。会場では大変好評を得て、スタッフとのコミュニケーションの促進にも貢献しました。また、「実行可能なTerraformプラグインまで用意できれば面白い」という声も事前に寄せられましたが、準備が間に合わず実現には至りませんでした…。

resource "relaxing_time" "sre_kaigi" {
  target      = "you"
  provided_by = "knowledgework"
  sli         = "coffee_enjoyment"
  slo         = "99.9%"
  flavor      = "enablement"
}

参加型イネーブルメントボード

テーブルにはスタンドパネルを設置し、「あなたがこれまでの経験で、成果や能力の向上(イネーブルメント)を最も実感したのはどんな時ですか?」というお題に対して、ブース訪問者のみなさまにご記入いただきました。この仕掛けを通して、ナレッジワークのコアである「イネーブルメント」という概念について、来場者のみなさまに少しでも実感いただけたのであれば幸いです。

参加いただいた方のコメントをカテゴライズしたところ、やはりSREのイベントということで「プロジェクト完遂・大規模移行」を達成した時にイネーブルメントを感じた方が最も多かったです。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

おわりに

今回の「SRE Kaigi 2025」への協賛を通じて、多くの技術者の方々と交流できました。ブースや懇親会でお話させていただいたみなさま、そして運営のみなさま、ありがとうございました。

ナレッジワークは、今後も技術コミュニティの発展に貢献する企業であり続けることを目指し、積極的に協賛活動を行って参ります。今後のイベントでも、より多くの方と交流できることを楽しみにしています!

最後に、ナレッジワークではSREを絶賛募集しております。興味がある方はお気軽にご応募ください。
https://herp.careers/v1/kwork/w4Ks8k8FyIrE

株式会社ナレッジワーク

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